2018年が3センターフル稼働元年!〜中学校給食用の川崎野菜の活用は9.3トンに拡大〜

Print Friendly, PDF & Email

2018年が3センターフル稼働元年!〜中学校給食用の川崎野菜の活用は9.3トンに拡大〜

 
みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
 
今日は第4回定例会で取り上げた以下内容の内、「学校給食における市内産農産物について」ご報告させて頂きます。
このテーマも丸3年間取り組んできました。今回は成果の一区切りになる内容だと思っています。
 

矢沢たかおの「一般質問項目」
 ① 大雪対策・道路除雪計画等について
→  今年1月〜2月の大雪における市内の混乱を受けて(山坂多い宮前区特有の課題)
 ② 多世代同居・近居の取組について  
→  昨年の第4回定例会に引き続き(中長期での注力項目)
 ③ 障害者グループホームの待機者数等について
→  地域活動を通じて頂いた相談をきっかけに
 ④ 学校給食における市内産農産物の活用状況について  
→  議会で初めて提言し実現に至った【給食x都市農業】(注力項目)

 

学校給食x市内産農産物〜これまでの取組み〜

このテーマについては、議会等でも度々取り上げてきました。過去の取組については、それぞれのタイミングで本ブログでもご報告しておりますので、ぜひ過去ブログをご参照頂ければと存じます。

 
中学校給食におけるアンケートでも、保護者・生徒共に約半数は中学校給食に市内産農産物が活用されていることを知りません。
 
今後は北部は勿論、南部においても川崎市内産の農産物に対する認識を深めてもらうことが課題になると思っています。
 
今回の質疑におけるポイントは以下のとおりです。
 

・中学校給食については南部、中部、北部の3センターが年初からフル稼働した最初の年。市内産農産物の活用はJAセレサ川崎とも連携し、安定的に活用することができ、年間購入数量は約9.3トン。年間購入金額は約300万円にものぼり、共に過去最大となった。
・中学校給食を提供する「教育委員会」、農産物提供を管轄する「経済労働局」共に、これまでの本取組を評価。
・中学校給食に関するアンケートを今回で終わりにすること無く、今後も取得する方向に向けて検討されることに。

第4回定例会での質疑のやりとり

 

矢沢たかお
本定例会においても引き続き、学校給食の地産地消の取組を、教育次長、経済労働局長、教育長に伺います。
中学校給食については、本年は年初から3センターが稼働した状態で給食が提供され始めた最初の年です。市内産農産物については、品目ごとの生産量や出荷時期等を踏まえ、毎月1回程度、統一献立で使用されていますが、先ず、小中学校における今年一年の県内産、県外産、市内産農産物の総使用量と総支払額をそれぞれ伺います。
教育次長
本年1月から12月までの中学校給食で使用している農産物のうち、市内で生産がある、又は県内産で使用した21品目につきましては、未請求分を含む概算の数字でございますが、使用量は約628トン、購入額は約1億6,800万円でございます。
その内訳といたしましては、市内産農産物の使用量は、約9.3トン、購入額は、約300万円、市内産以外の県内農産物は、使用量が約38.1トン、購入額は、約920万円となっております。
また、県外産農産物は、使用量が約581トン、購入額は、約1億5,570万円でございます。
矢沢たかお
中学校給食における市内産農産物の活用が進めてきましたが、これまでの取組の成果と課題、今後の取組を経済労働局長と教育長にそれぞれ伺います。
教育長
平成29年の中学校給食開始以降、統一献立において月に1回程度市内産農産物を使用し、家庭配布献立表や、各学校へ配布する配り方表の一口メモに掲載してまいりました。本年夏に実施いたしました中学校給食献立コンクールにおいて、「市内産野菜」や「地産地消」等をテーマにした応募作品が多く見られ、生徒が市内産農産物への意識を高めることができたものと考えております。
また、使用した市内産農産物につきましては、品目別の生産量や学校給食における献立等を踏まえて、JAセレサ川崎と協議し、選定した結果、新鮮で品質や味がよいものが多く納品され、中学校給食のコンセプトでもある「とにかく『美味しい』中学校給食」に資することができたと考えております。
課題といたしましては、生産量が少ないことから、天候の影響を受けやすく、サイズが小さいものが納品されたケースや、複数の生産者が出荷することから、規格が揃っていないケースがございました。
今後につきましては、本年の課題を踏まえ、来年度の市内産農産物の使用品目や使用量について、現在JAセレサ川崎と協議しているところであり、引き続き統一献立に市内産農産物を積極的に活用してまいりたいと考えております。
経済労働局長
これまでの取組の取組の成果といたしましては、供給体制の安定化が必要なことから、出荷登録者の拡大を目指し、JAセレサ川崎のご協力により、昨年12月時点での登録件数28件が、本年12月時点で32件となっております。また、生産者からは「仕様に合わせて栽培することに気を遣うが、生徒さんたちの健康・成長をサポートできることが嬉しい」などの声があり、生産意欲の向上に繋がっているものと考えております。
次に、課題といたしましては、この夏の異常気象による影響により計画数量どおり生産できなかったことなど、供給体制のさらなる安定化が挙げられます。
今後につきましては、JAセレサ川崎と連携し、仕様に基づく確実な買取りが可能なこと、少量の生産でも登録できること等の中学校給食への出荷の利点を生産者に対して周知することで、より一層の登録者拡大への取組を進めてまいります。
矢沢たかお
昨年の12月議会で、教育委員会で生徒、保護者、教職員に対して「中学校給食に関するアンケート」を実施するアンケート項目に、川崎市内産農産物に関する項目を加えて頂いた事には改めて感謝申し上げるところです。ご答弁いただいたとおり、生産者側にとっては、販路の拡大といった経営安定につながるだけでなく、子どもたちに自分が作った作物を提供することに対する喜びに加え、より質の高いものを提供したいというモチベーションにも繋がります。子どもたちにとっても食農教育につながる取組ですが、その成果を定量的にはかり、改善を繰り返す為に、非常に重要な役割を果たしてくれるのが、アンケートだと考えています。
現在のところ「中学校給食に関するアンケート」はこれっきりであり、来年は取得する予定はないとのことですが、複数年に一度は取得するなど、中学校給食に対する様々な意見や数値を客観的に取得することは必要ではないかと考えますが、教育長に見解と対応を伺います。
教育長
アンケートにつきましては、給食実施に係る課題把握等を目的に、直近では本年2月に実施したところでございます。現在、アンケートの結果を踏まえながら、献立作成や調理方法の工夫を進め、温かくて美味しい給食の提供を努めているところでございます。
中学校給食に対する意見等を継続的に把握することは重要であると認識しておりますので、現在、教育委員会事務局の職員が、中学校における給食実施状況を直接訪問して確認する等、現場の状況把握に努めているところでございます。
アンケートの実施につきましては、調査の項目や対象、実施時期等を精査しながら、今後、必要に応じて実施してまいりたいと考えております。
 
これまで、この取組を一生懸命進めてきた理由はたくさんありますが、一番の理由は農業従事者、「農作物の生産者」に対し何か出来ないかという想いでした。私の妻の実家は福島なのですが、嫁にもらうときも「工場や企業ばっかの川崎」というイメージが強く、「川崎で野菜なんてあんのか〜?(福島弁)」といった感じでしたが、帰省の度に市内産野菜や果物をあえて持っていっています。いまでは川崎野菜(矢沢家の野菜)のファンの一人になっています。
 
義父さん曰く、「地方のは量は沢山あっけどみんな市場経由で口に入るもんばっか。量は少ないけど味は美味い!」とのことです。
 
まさに、今回の教育長の答弁のとおりですね(笑)
 
市内の生産者にとっても、
・子どもたちに食べてもらっているという「やりがい」
・市場、軒先直売、セレサモスに加え、学校給食会という販路の拡大
・給食を通じて、子ども・保護者・教職員等の市内農業従事者への理解促進 など

 
また、子どもたちにとっても、「食農教育」にもつながります。
 
これからも都市農業を応援する市議会議員の一人として、頑張っていきたいと思います。
 
本日も最後まで読んでいただき、有難うございました。
 


インスタグラム