矢沢たかおの政策・公約に対する考え方
民間目線であれば当たり前である「計画策定→実行→検証→改善見直し」、こういったPDCAサイクルを回す文化が政治には圧倒的に足りていないと常々感じています。
公約、マニフェスト...言葉は色々使うけど、結局言いっぱなしなんでしょ?
そう思われてしまうのは当然です。
私は一議員というまだ狭い範囲ではありますが、政治の世界においても、自ら掲げた公約を中心に活動を続け、4年後に検証し、フィードバックを得てから次の公約に繋げていく作業をこれまで丁寧に進めてきました。
これまでは一人で行っていたその流れを、現在は政調会長代理という立場の中で、自民党川崎市連という大きな枠組みで実行させて頂いています。
市民の皆様が、これらを詳細に見られるかは正直分かりません。
寧ろ見ない方のほうが多いのではないかとも思います。
ですが、誰かが見ているところでしか働けない、PRしか考えない。そういった政治からは、市民からの信頼は得られないと私は考えています。
私は、自由民主党という政党に所属をしています。
自由闊達な議論が出来るこの政党の中で、内部から組織を変え、より強い自由民主党を作り上げていきたいと思っています。
本ウェブページには、1期目・2期目ともにどういった公約を掲げ当選し、その後4年間でどういった活動をしてきたのか、そしてどのように検証しているのかまですべてが掲載されています。
今回掲げる公約以外にも、本ページの下部よりこれまでの活動を確認することができます。是非ご覧ください。
2023年(令和5年) 川崎市議会議員 矢沢たかお
令和5年(2023年)政策・公約
広報だけではわからない!!矢沢たかおの政策・公約をさらに詳しく!!
安心して子どもを産み育てられるまちづくり
●多子世帯支援の充実
その多くが、子どもが産まれたタイミング、二人目、三人目が産まれたタイミングである事からも、住み続けるまちとして選ばれていないのではないかと考えています。
実際、川崎市の多子世帯割合は全国政令指定都市においても、常に19位〜21位付近に位置しています(※国民生活基礎調査)。多子世帯支援を充実し、二人、三人と子どもを安心して産み育てられる環境に向け取組んで参ります。
●子どもの近視予防対策の充実
小児の近視有病率増加の原因として、スマートフォンをはじめとしたデジタルデバイスの使用環境があると考えられています。スクリーンタイム制限設定の推奨等、一次予防政策を推進します。また、斜視や弱視の早期発見を目的とした3歳児眼科健診の一層の充実の為に、SVS(スポットビジョンスクリーナー)を用いた検査を拡充し、子どもたちの眼を守る取組を進めます。
●自然豊かな広場や公園づくり
人口増加が続く本市において、子どもたちが小さい頃から伸び伸びと元気に遊ぶ事ができる環境の整備は、運動習慣をつけるといった意味でも重要です。市域自体が狭いといった理由もありますが、今まで活用が進んでこなかった「特別緑地保全地区」を最大限活かした取組、公園が充足していない地域における広場や公園づくりを推進していきます。
●ボール遊びが出来る地域環境づくり
とりわけ、バスケットボール環境で必要なゴールの設置拡充に向けて、全小学校への設置と市内公園及び河川敷への設置拡充を推進します。
また、野球場が無い宮前区においても野球ができる環境として、多摩川河川敷の利用環境整理に取組ます。
交通利便性と大規模災害に対する防災減災の取組み
●横浜市営地下鉄3号線延伸を見据えた交通渋滞対策
将来的に川崎市内にヨネッティー王禅寺周辺に中間駅が設置されることによる、駅周辺のまちづくりの議論を進めつつ、充実する公共交通ネットワークに耐えられる道路交通状況の改善を進めていく必要があります。ボトルネックとなるであろう道路や交差点の改良に向けた取組を進めます。
●区内都市計画道路の推進
●大規模災害時に物資供給拠点となる北部市場の再整備
この再整備事業を市民・場内事業者・取引事業者・行政にとって有意義な整備とすべく、取組を進めていきます。とりわけ、川崎市地域防災計画上、大規模災害時の物資供給拠点として大変重要な役割を担うのが北部市場。平成28年に発生した熊本震災では、国から寄せられた大量の受援物資が各避難所に届かないという深刻な問題が発生しました。川崎市の災害対応能力の向上に資する再整備計画にして参ります。
お年寄りや障がい者が元気に活躍できる環境づくり
●介護予防・認知症対策の推進
●都市農業施策の推進
1期目では、中学校給食における市内産農産物の利用を積極的に進め、全校統一献立での使用を実現。2期目では、一斉解除が懸念された「生産緑地2022年問題」において、特定生産緑地移行に向けた積極的な取組を進め、県下最高水準の移行申出率95.2%を達成しました。
3期目においては、国の「みどりの食料システム戦略」等に基づき、減農薬・減化学肥料を推進、学校給食における市内産農産物のさらなる活用と、有機農産物活用の可能性を検討します。農業従事者が本市で農業を営む事に希望が持てる、そういった都市農業施策を進めてまいります。
●歯科口腔保険の充実
また、歯とお口の機能低下である「オーラルフレイル」は、全身の筋肉や心身の活力の衰え(フレイル)や介護が必要な状態になる原因の一つとも言われています。本市のオーラルフレイルに関する取組を充実し、高齢者等が自分の口の衰えに早く気づき、口の機能の改善を図ることで、必要な栄養を摂ることや会話などの社会参加がしやすくなり、心身のフレイル予防へと繋げられる、そういった環境を目指して参ります。
●(鷺沼駅再開発)交通渋滞対策と災害対策の充実
三施設移転は宮前区の核を作り出す側面がある一方で、大規模災害時の対応、鷺沼駅周辺の交通渋滞、交通アクセスに問題がある地域に対する配慮や跡地の活用など、議論していかなくてならない課題が多いのが現状です。改選後の市議会等を通じて、山積する問題に対する市の見解を明らかにすると共に、現実的な課題解決に向けて議論を積み重ねて参ります。
教育の充実と、地域の文化・歴史に触れる機会をつくる
●市唯一の国史跡指定・橘樹官衙遺跡群を活かした地域づくり
また、令和6年に迎える市制100周年、新しく出来る新本庁舎と、かつての役所の跡地である橘樹官衙遺跡群に関するイベント等を企画し、愛着と誇りの持てるまちづくりを進めていきます。
●地域文化財のPRと教育現場での地域学習の充実
学校現場においても積極的に地域文化財に触れ合う機会をつくり、地域学習の充実を図ります。
また、令和元年東日本台風で水没してしまった市民ミュージアムに代わり、「新しい美術館・博物館」設置に向けた取組が進められています。市北部への設置を推進すると共に、重要文化財をはじめ、市が有する歴史的文化財を市民が感じることが出来る企画等ができる施設として参ります。