みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
さて今回は、宮前区内で初めてバスケットボールがプレイ出来る公園が出来ましたので、その報告をさせて頂こうと思います。
川崎市ではブレイブサンダースの活躍もあり、バスケットがとても注目されています。
その中で、区民からもっとバスケットボールを気軽にプレイできる場所が欲しいといったご意見を多々頂く機会がありました。
各区のスポーツセンターや、学校の体育館にもバスケットをプレイできるゴールが設置されており、団体皆様でよくご利用を頂いているのですが、「学校施設開放」ということもあり必要手続き等を踏まえると、いきなり行って楽しむといった意味ではハードルが高いものになっていました。
これまで宮前区内において、要望をいただいておりましたバスケットボールチーム関係の団体の皆様と共に、適地を探し、地元自治会・町内会や行政と折衝を行ったこともあり、一度は設置に向けた検討がされたこともありましたが、最終的には近隣住民の方々のご理解を得られず、設置が頓挫した経緯もあります。
その後、川崎市内の公園においてバスケットをプレイできる公園は一体どのくらいあるのかを調べたところ、末長高之面公園(高津区)、千年中央公園(高津区)、野川中公園(高津区)、東名堰第2公園(多摩区)、三田第2公園(多摩区)、丸山こもれび公園(麻生区)の6カ所に設置にされていることがわかりました。
同時に、2019年から宮前区をはじめ1つも設置されていない区における設置に向けた検討を議会でも要望してまいりました。
公園等における若者文化施設等と連携した施設整備について
そういった活動を続けてきた結果、現在行政で川崎市の特徴の一つとして伸ばしている「若者文化の醸成施策」の方向性と合致し、この度、「公園等における若者文化施設等と連携した施設整備について」が示されました。
この中で、鷺沼公園への設置が具体的に示され、先日10月24日にゴール設置が完了しました。
前段でも記載したとおり、バスケットボールのゴールはこれまで残念ながら近隣住民からは「迷惑施設」として捉えられてきた側面があります。
その為、今回はあくまで来年2月までの実証実験とさせていただいており、運用ルールや恒久施設化に向けての課題の洗い出しなどを行っていきます。
【宮前区内初】公園内にバスケットボールのゴールを設置!!
適地の検討から行政への要望等、2019年から提案を続け、漸く10月24日に鷺沼公園に設置がされました。
地域の利用ニーズと設置条件を確認する為の実証実験期間中ですが、早速多くの子どもたちが利用しています。https://t.co/tlSC7nfytS pic.twitter.com/ITfpZTqi2A
— 矢沢たかお 川崎市議会議員(宮前区) (@takatter828) October 28, 2022
今回設置されたのは、鷺沼公園ではありますが、宮前区内には他にも菅生緑地など、まだまだ活かしきれていない都市公園があります。
若者文化という言葉はいかにも行政的ではありますが、時代のニーズに合った公園の使い方があっても良いと思いますし、近隣住民の方々のご意見も取り入れながら、それぞれの地域にあったルールづくりを進めていくことで、より豊かな宮前区になっていくのだと思います。
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本日も最後まで読んでいただき、有り難うございました。