みなさん、こんにちは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
昨日に引き続き、今回も予算審査特別委員会で取り上げた3つのテーマに関して取り上げて参ります。
今回取り上げた3つのテーマの以下の通り。いずれも宮前区に深く関連したテーマとなっています。
宮前区初山にある川崎市公立保育園である「菅生保育園」については、この度、耐震性の問題が判明した為、蔵敷にある地域子育て支援センターすがおとの合築改修工事を行い、移転することが公表されました。移転自体は仕方ないものですが、約1,400㎡ある敷地の将来的な活用を促す事は地域にとって重要と考え、質問を通じて要望等を実施致しました。
②13款6項3目文化財保護費〜埋蔵文化財の保存活用について〜
先日も当方ホームページでご報告しました(仮称)埋蔵文化財保存活用センターについてです。現在、宮前区・平中学校第2グラウンドが最有力候補地となっていますが、そもそもの目的や経緯、そして地域の反応や課題等について質疑を行いました。
③11款1項6目宮前区区政推進事業費〜みどりの散歩コース事業について〜
次年度予算では、市制100周年の取組 (仮称)「みやまえみどりのお散歩再発見」が計上されています。緑豊かな宮前区では、これまで豊かな自然や名所など区の魅力を知ることができるお散歩コースが多く存在しています。この事業は、これらのお散歩コースの中からみどりを楽しむコースを地域の団体と再編成し、アプリ等の情報媒体を活用して発言していく取組です。「100周年」一過性のものとせず、以降も発展的取組が求められることに加え、北部市場等、他の魅力的な資源との連携の提案を実施。質疑を通じて要望致しました。
今回は上記の中から、「③11款1項6目宮前区区政推進事業費〜みどりの散歩コース事業について〜」ご報告をさせて頂きます。
③宮前区区政推進事業費〜みどりの散歩コース事業について〜
また、スマートフォンを使わなくても気軽にお散歩を楽しんでいただけるよう、代表的なコースや見どころを印刷したウォーキングマップの作成や、主要拠点の施設に貼っていただくことを想定したポスターの作成を検討しております。
また、健康福祉局が所管しているかわさきTEKTEKについては、代表的なお散歩コースの登録を予定しており、かわさきTEKTEK利用者にも本事業を広く周知してまいります。
残念ながら、現在の都市計画マスタープラン上ではこの「みどりの回廊」というのは、記載はあれど、単なる一般的な回廊という表現をしているのみで、施策として位置付けされていません。一方で、当時の区境を中心に良好な緑環境が未だ多くのあるのが宮前区の特徴でもあります。
以下の写真は、まっすぐ走っている尻手黒川道路から一本入った道、菅生緑地周辺から王禅寺へと抜ける道を示しています。この道は実はずっと繋がっておりまして、信号に一度も当たる事なく、良好な緑環境を楽しみながら歩く事ができる道となっています。
ただ、残念ながらこの道を活かすための整備がまだ行き届いていない状況でして、このあたりの実態も把握していただき、王禅寺ヨネッティー・横浜市営地下鉄3号線中間駅から北部市場・菅生緑地といった資源と繋がる道でもあります。地域の魅力向上に資する道としてスポットライトをあてて、多くの人に緑を楽しんでもらいながら歩くことができるコースにして頂きたいと思います。
(ディスプレイ)
凄くローカルな内容ではありますが、実際に地域で活動されている皆様にとっては以前から抱えてきた課題でもあります。
地域をもっとより良くしていきたい。そういった想いで、当方にも話をしてくれる方々ばかりです。
市全域に係る問題も多数取り上げ、現在進行形で取り組んでいますが、一方で今回の3テーマのように地域に根差した諸課題についても、積極的に歩いてキャッチアップして続けてまいります。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。