みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
7月8日(月)〜7月12日(金)にかけては、自民党川崎市議団による団体ヒアリングが行われています。
市内50以上もの団体の皆様からの次年度予算要望が主体となっていますが、様々な意見交換も同時に行われています。
団体としての活動を行っているので、普段の市民生活による陳情対応とはまた違った色が出ているものですが、それぞれの団体要望は専門性が高いものも多く、要望内容自体を理解するだけでもかなりの勉強が必要となってきます。
1期4年間、毎年実施をしてきたので経験は付きましたが、得意不得意分野ある中で当方自身も未だに理解が及ばないところも分野も多々存在しているのが現状です。
毎年の継続案件も多数ある中、進展がある要望もあります。
要望の多くが具体的に予算が必要なものばかりですし、個々の団体にとってはどれも切実で重要な課題として頂けるのですが、その全てが実現出来るわけではありません。
また、団体によっては「顧問」「相談役」といった形で議員が入っているところもあります。
当方も民間企業出身で川崎市宮前区で生まれ育った一市民としても、この議員の「顧問」というものが何故必要なのか、どういった役割をしているのか、到底見えない世界で生きていました。
逆に「業界・団体」というと少し黒いイメージも持っていたくらいです。それでもしっかりとそれぞれの団体の話を聴く機会を頂くと、専門性が高く社会的に解決が必要な課題と向き合っている、要望に対する取組を進めることが「業界・団体」の発展に繋がり、最終的には市民の為になる。そう本心から思えることは決して少なくありません。
現在選挙が行われている参議院議員選挙とは異なり、地方議員は業界・団体だけをみて仕事をしているわけではなく、市民生活と直接一番近いところで向き合って仕事をしています。
業界・団体との一緒に取組むことも、市民生活の中で細かい地域課題を汲み取っていくことも、バランスよく取組む事が重要だと当方は感じており、今後もその姿勢を変えずに邁進してまいります。
本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。