横浜市議会政務調査会との勉強会!!議会は強くならなくてはいけない!
みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。昨日は自民党横浜市議会、政務調査会との勉強会を行いました。二時間以上に渡って、よこはま自民党「責任と約束」のマニフェスト・サイクルについてと、昨今、横浜市議会の議員提案条例で制定された「官民データ活用推進基本法条例」について、その背景やプロセスについて学ばせていただきました。
横浜市も川崎市も、そして全国地方自治体において共通していることは、現行の二元代表制においては、市長と議会はそれぞれの権利を用いてチェックアンドバランスの役割があるわけですが、働いている当事者からみてやはり強いのは市長を頂点とする執行部であるということ。
議会としての力は、議員一人の個としてでは、執行部の動きには全く立ち向かうことは出来ません。
「集」である会派をもってしても、それぞれの会派間の関係、同会派内のまとまり、様々な面でまとまっていないと執行部の動きに影響を”大きな”及ぼすことは難しいです。
よこはま自民党は、2011年のマニフェストで、8本の議員提案条例の制定と55の具体的施策を打ち出しました。このマニフェストを候補者が強く意識し、選挙時だけでなく議会での質問等にも反映させた統一感のある議会活動を会派として進めています。結果、4年間で8本中7本の議員提案条例をつくりました。
”行政は条例に書いてあることしかやらない”といっても過言ではないと思います。全国的に地方議会が歴史上あまり行使してこなかった「条例提出権」、議員も条例が作れるんだ!!この取組が非常に大切です。条例を提案し、制定する。プロセスを聞いただけで、途方もない労力が必要だとわかります。特に執行部側がやりたくないと思っている政策に関する条例制定は、その調整作業は筆舌に尽くし難いものです。
よこはま自民党は、4年で7本の議員提案条例を作り、そしてその後の4年間(現時点含め)では政策の検証作業に力点を置いた取組を進めています。ストーリー性のある展開を直接学ばせて頂いた事は、大きな収穫でした。
勉強会のあとは、横浜市議会の梶村議長に時間を割いていただき、ご挨拶をさせていただきました。
今回、勉強会を受け入れアレンジしてくれた横浜市議会・鈴木太郎先生、草間剛先生には心より感謝申し上げ、横浜市議会の先進的な取組を参考に、川崎市議会にもしっかり反映していきたいと強く思いました。
「議会は強くならなくてはならない!!」 やることは多い。頑張ります。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。