総務委員会視察②〜大阪市税のクレジットカードによる納付サービス等〜

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総務委員会視察②〜大阪市税のクレジットカードによる納付サービス等〜


みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
 
総務委員会視察2日目についてご報告させていただきます。2日目は大阪市に。
 
大阪市役所では以下のことを視察させて頂きました。
①市税のクレジットカードによる納付サービスについて
②スマートフォンアプリ「PayB」を利用した市税の納付サービスについて
③オープン市役所について
 

川崎市とは大きく異なる市税のクレジットカード納付サービス!


大阪市税がクレジットカードで納付できるサービスを提供し始めた大阪市。
 
平成18年の地方自治法の改正により、市税の支払方法としてクレジットカード納付が可能となりました。大阪市では平成28年12月15日より全国初の新たな方式による市税のクレジットカード納付サービスを導入しました。
 
 
実はこのサービスですが、川崎市でも平成30年4月からスタートしています。
 
 
ここでは詳しく記述しませんが、大阪市のサービスと川崎市のサービスを比較していくと様々な点で違いがあります。例えば、利用者が負担するシステム利用費用を見てみると、大阪市ではその納付金額に応じて利用料金が最低0円から301円まで設定されています。
 

納付金額に応じたシステム利用料【大阪市】

 
一方、川崎市は最低35円〜350円です。
 

納付金額に応じたシステム利用料【川崎市】

 
また、クレジットカードにより納付ができる対象税目を比較してみると、大阪市は全税目なのに対して、川崎市では限られています(※詳しくは上記のリンクからサイトを確認ください)。そして、個人的には一番大きな違いは、「利便性」です。大阪市の方式の良いところは、スマートフォンやタブレット端末のカメラ機能を使って、納付書に印刷されているバーコードを読み取るだけでいつでも納付手続きが簡易に行えるところにあります。
 

納付書のこの部分をカメラで読み取るだけ。

 
川崎市の場合は、専用の納付サイトからしか手続きができません。
 
さらにシステム的な部分の違いもあります。川崎市の場合はマルチペイメントネットワーク方式を採用していますが、大阪市では初期費用及び運用コストを見積もりしたところ、数千万円規模の投資が必要とのこと。現在の方式は、初期費用も大幅に抑えられるとのことで採用したとのことです。話だけを聞いていると川崎市が採用した方式のデメリットばかりが目立つ状態となっているので、この辺は今後詳しく調べていかないと何とも言えませんが。。。
 

これは正直キツいっ!!市税情報の公表(オープン市役所)


次に大阪市ホームページにおける「オープン市役所」の取り組みを視察させていただきました。
 

 
上記ページから遷移しみるとことが出来ます。橋本市長時代に積極的に進められた取組が現在の市長政権下においても継続されています。施策プロセスの見える化は施策毎にカルテを作成し市民にもこの施策がどういった背景でどういった議論を経て進められているのかがわかりやすくなっており良いことだと思いました。
 
一方、市役所職員の負担が大きすぎるのでは!?と疑問視してしまったものもありました。特に「市民の声」です。サイトから遷移していただき、見ていただければわかりますが、270万人を有する大阪市が通年してすべての市民から寄せられる意見や要望等の内容及び、それに対する回答を「漏れなくすべて」ホームページ上に公開しています。
 
川崎市を含めどの自治体でも様々な場面でバプリックコメント(通称:パブコメ)を行い、市民の声を聴くことをします。その内容をホームページ上に公開することはしていますが、例えば川崎市の場合、年間何千通も寄せられる「市長への手紙」をすべて公開し(アナログからデジタルへの変換も含め)、回答まで公開しているような施策です。
 
中には原稿用紙3枚分くらいの要望や意見もあり、その文字起こしだけでも気が遠くなるような膨大な作業量を、聴くところによると担当の職員もつけずに各部署がこの業務量をさばいけているとのことでした。(それはそれでどうかと思いましたが・・・)
 
考え方にもよるのでしょうが、そういった業務に力を注ぐよりも他の仕事をしてもらいたい。というのが私の個人的な感想です。
 
昨日、本日と今回行った視察について取り上げさせていただきました。本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 
 


ABOUTこの記事をかいた人

宮前区選出、川崎市議会議員(自由民主党) A型/乙女座/丑年 菅生小・中学校→法政二高→法政大学卒業 2008年4月伊藤忠テクノソリューションズ入社 2014年7月に政治活動に専念する為、同企業を退社 2015年第18回統一地方選挙において初当選。現在二期目。 趣味:剣道四段、空手二段、書道(毛筆三段、硬筆二段)

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