みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
参議院選挙が終了し、その総括が新聞やメディアでも行われていました。
私は前のブログでもお伝えしたとおり、若者の投票率が気になっていました。そんな中、先日火曜日に放送された”クローズアップ現代+「現役世代はどう投票?1票に託したホンネは将来不安の中で」”を食い入るように見させて頂きました。
そういった中で、分かりやすい「保守」と「革新」の体制だった当時の55年体制とは異なり、各政党が様々なカラーを包含しているように見え、政治自体が分かりにくくなっている。いまの若者が考える「革新」と「保守」の感覚が変わってきている。
こういった意見が印象的でした。
- 若者の考える「革新」と「保守」の感覚が変わってきている
- 55年体制のようなわかりやすい「保守」と「革新」体制が崩れ、政党の持つ考え方が有権者からわかりにくい政治となっている
- 今の若者には「強い自己責任意識」がある。もうすぐ34歳になろうとしている私ですが、この価値観は共感するところです。
- ”初めて”というボーナスが無くなっただけとは考えにくい数字です
自民党や日本維新の会を始め憲法改正推進派を「革新政党」、逆に共産党など憲法改正反対派を「保守政党」と考えてしまう辺りは、今後年齢を重ねさらに本質的な部分に対する考え方を身につけて頂く過程の中で、そもそも何が「保守」で何が「革新」なのか、日本という国をどうしていきたいのか、選挙期間だけではわからない、その政党がどういった理由で誕生したのかといった”歴史””存在意義や役割”自体を理解していく事が非常に大切な事だと思っています。
この辺は、以前当ブログでもまだ部分的ではありますが、取り上げたこともありました。
(以下2つの記事は多くの方に見てきていただきました)
ただ、大切であったとしてもこれらの理解は一般からすると「政治の専門家」に近い領域なのかもしれません。
一般には今回の選挙ではどういった公約を出しているのだろう?これまでどういった成果を出してきているのだろう?
この辺りが投票判断基準になってくるのだろうと思います。
そして、投票自体が終了し選挙が終われば、偏向報道が酷いワイドショーや特定の新聞で報じられるニュースばかりが目に付き印象が植え付けられていく現代社会です。そして政治思想は個々で異なるからこそ、これまで沢山の政党が出来ているわけです。
いくら膨大な量の情報を得て、知識豊かな人でも一人ひとり意見は違う。重要な事は「自分の頭で考える」ことだと信じています。
自戒の念も込め、当方自身も未だまだ多くのことを学び続け、常に「自分の頭で考える」を徹底していきたいと思います。
その姿勢を崩すこと無く取組んで参ります。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。