みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
本日は地域での活動。午前中は市民相談対応を事務所でさせて頂き、午後は宮前区で活動する市民団体である「宮前観光ガイドの会」の皆様に特別ゲストとしてお招きを頂き、観光行政に関する意見交換会をさせて頂きました。
あまり気にかけている市民は多いようには思えませんが、宮前区を「観光」といった側面で盛り上げていきたいと考えている市民団体目線では、気になるところです。そもそも、「宮前区=観光」と思う区民は多くないと感じます。果たして「観光資源はどこに?」と首をかしげてしまうのでは無いでしょうか。
それでも、宮前区には沢山の観光資源がある。ただ現状ではそれを上手に表現・PR出来ていない。そこにスポットライトをあてて活動されているのが、宮前区観光協会であり、宮前観光ガイドの会の皆様です。そして、そこに興味があるのは実は宮前区に住んでいる人自身ではないかというのが個人的見解です。
宮前区は多くの人が都心に通学通勤しながら生活する街であり、都心のベッドタウンとして成長してきた街です。持ち家率も高く、ここに長く住み続けることを前提とした生活スタイルが定着しています。そういった中で、自分たちが住み、そして最後まで住み続けるであろう街にどんな歴史があるのか?どういった素敵な街の資源があるのか?
この点への興味は実は住んでいる人だからこそあるのだと思います。
そして街自身が観光目線で楽しめるようになればなるほど、いわゆるインバウンドといった外向きの観光視点だけでなく、住んでいる人達、生活している人達にとって楽しんで街歩きが出来たり、人に紹介できるような歴史があったり、地産地消で名産品にも指定されているような地場野菜を使った素敵なお店があったり、こういった部分を強化していくことで、より宮前区が好きになるのではないでしょうか。
好きになるきっかけがあれば、そこに愛着が生まれ、家族や兄妹、離れた親戚や友人など、色々な人に話が出来る街。それによって誇りが生まれてくるのではないでしょうか。そういった視点で私自身はこれからの観光行政というのはあっても良いかと思っています。
意見交換会が終わり、市民活動センターを後にしたときに目に入ったのは、宮前区役所1階にある宮前区との友好都市にある「佐久市コーナー」でした。どういった経緯で友好都市になっていて、これまでどういった活動をともに行ってきたのか?そして現在でも佐久市とのつながりを最大限に活かす事ができるような取組を進めているのか?と疑問に感じました。いずれ時間を作って調べたいと思います。
本日も最後まで読んで頂き、有難うございました。