全国指定都市問題研究会 in 横浜市

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みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
 
今朝はお盆明け一発目の駅頭活動からスタート!!


午後からは隣接市であり、行政・議会ともに本当に多く事をいつも勉強させて頂いている「横浜市」に訪れ、主に国際政策について学ばせて頂きました。
全国で20ある政令指定都市。それぞれの都市から選出されているアーバンユースネット(自民党政令指定都市若手議員)メンバーが全国から集まっての勉強会です。
 
政令指定都市で初めて行政内部に国際局が設置され、まさに地球儀外交を展開する自治体です。
その取組のダイナミズムさは、横浜市ならではだなぁと感じつつも、本市においても参考になる内容が多々盛り込まれておりました。
 

横浜市国際戦略

 
横浜市は8つの都市と姉妹都市提携、7つの都市とパートナー都市提携、さらに共同声明都市やY-PORT事業提携都市で20を超える都市と提携をし様々な取組を進めています。
 

国際戦略3つの目標
 目標1:海外から活力を呼び込む(観光・MICE、大規模スポーツイベントの誘致・開催支援、企業誘致、海外展開支援、ポートセールス、外国客船誘致、Y-PORT事業)
 目標2:多様な考え方に触れる機会を増やし、新たな価値を生み出す
 目標3:国際貢献を通じて国際社会における評価を獲得し、良港な関係を構築する

 

以下、メモ書きのような形で申し訳ないですが、重点取組を記載させて頂きます。

 

7つの重点取組
 ①ブランド力強化に向けた国内外への発信、横浜市国際局の事業発信
 ②パートナーシップとネットワークを通じた都市間連携の展開。横浜市では介護人材が6500人不足すると言われている中、介護人材確保の取組として、当時からベトナムと関係のあった港湾や国際局事業を皮切りに、「健康福祉局x水道局x国際局」で多面的広がりを見せている。
 ③アフリカとの連携・協力(一校一国運動、水道研修対策、ビジネス支援(横浜市企業のアフリカ進出支援)、議員の強みを活かした二元外交、アフリカ開発会議開催誘致のための国内(国会議員・外務省・官邸)、国外(外交官)調整)、議員の強みを活かしたステークホルダー活動。首相官邸との連携。2020東京オリパラでは横浜市がBENINのホストタウンに決定。行政だけでも難しく、議会だけでも難しい。まさに二元外交。
 ④経済を牽引する国際的なビジネスチャンスの創出(4つの海外事務所を展開。フランクフルト、ムンバイ、上海、ニューヨーク)Y-PORT事業、新興国とのインフラ設備関係の協力関係構築(セブ市の事例)、廃プラ技術の海外輸出
 ⑤横浜の資源や技術を生かした国際協力(市内の国連機関と協力したビジネスとは画した取組みを展開)
 ⑥グローバルな視野を持った若者の育成(毎年40人程度の若者を対象にしている)
 ⑦多文化共生による創造的社会の実現(市内在住外国人は10万人を突破。1位は大阪市。国の支援制度を活用した取組として、多文化共生情報提供相談を多言語で行う総合的な拠点施設を本年8月に開設)急増する外国人にチアする日本人と外国人の相互理解に向けた理解に向けた取組

 

この国際局としての取組は、横浜市だけでなく国をあげての取組にする必要があり、自治体目線ではそれぞれの取組をどう各レイヤーで友好関係を結び、それを継続させ、政府を動かすか。
そこには間違いなく、自由民主党議員としての「国との連携」といった政治力が物を言う取組だと感じました。
ただそれを実践することは非常に難しい。
横浜市議会議員自身もアフリカに何度も足を運んで、地道な友好関係を一歩ずつ積み重ねてきたわけです。そして、アフリカからの視察団受入などでも横浜市議会・行政として受入れ、さらに友好関係を作っていく。

 

結局、グローバル視点でも人と人。直接の対話がどれだけ大切かということだと思います。

 

「川崎市にも通じる視点」
・国内経済だけで考えるとどうしても先細り傾向になる。外国企業を市内に誘致することは重要な施策。
・外交を進めていく上にあたってはそれがビジネスなのか援助なのか、関係によってはなかなか明確にならないケースもあり難しい場合もある。
・都市間交流の充実。川崎市の姉妹都市であったりパートナー都市との具体的な取組や、関係性を確認する必要がある。
・財政的に厳しい中で海外事務所を展開していくメリットや課題。直営の事務所をたたむ自治体が増えている中、まさに政争のポイントになる。横浜市の場合、コストはかかるが中長期的にみての判断。
・現在、海外視察は不可能である。議員一人ひとりの政務活動費における検討。
 
 
その後は、懇親会の席まで出席。
多くの他都市議員と交流をさせて頂きました。
先進的な取組を進めており、注目している自治体も沢山あります。そういった自治体への視察であったり、一見成功事例のようにメディアに取り上げられているような施策があっても、議会側だからこそわかる課題点があったり、そういった表面には見えない話が出来るのは非常に大切なことです。
 
ホストとして様々な手配や準備をして下さった自民党横浜市議会議員団の皆様、本当に有難うございました。
 
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。