健康福祉委員会/農業委員会総会
今年最後の健康福祉委員会となりました。
今回の第5回定例会で提出された健康福祉関連の議案についての審査を実施。特にここで取り上げたいのは、市内2箇所ある葬祭場(南部・北部)の使用料値上げ議案についてです。
公共料金の値上げというのは市民の理解がなくては実施すべきではありません。
条例改正案では火葬料を平成28年度から値上げし、12歳未満の市民は現在の2000円から3000円になり、12歳以上の市民は3000円から4500になります。死産児に関しては、1000円から1500円になります。
ではなぜ値上げする必要があるのか?
今回の値上げは、老朽化した北部葬祭苑の改修を機に、近隣他都市とのバランスを鑑みて、実施された値上げということもあり、そこで増える資金に関してはこの改修費用や運用に充てていくとのことです。誰もが最終的に通る道、公共性が高い施設ということもあり、受益者負担比率は低い25%に設定されています。
川崎市の葬祭場利用料は、近隣他都市と比較しても相当安い部類になります。
最終的には委員会として賛成多数で可決致しましたが、冒頭からなぜ今回の値上げをしようとしたのか、その費用は何に充てたいのか、そういった当たり前のことがなぜ質問しないと答弁として返ってこないのか。議案説明や報告時にあたり前のように話をして欲しいと強く感じました。