みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
先日、地域からの陳情の中で、宮前平駅前にある交番横の空きスペースについて、今後どうなるのか?といった問い合わせからの要望がありました。
また日頃から、私のもとには宮前平駅に限らず・・「駅前の駐輪場がいつもいっぱいで困っている」「定期利用の待ち期間が長すぎる」といった切実な声が直接届くことがあります。
なので、今回は、調査データから浮き彫りになった宮前区の駐輪場の現状と、今後の取組や宮前平駅における具体的な拡張工事の状況についてご報告いたします。
1. アンケートから見える「利用者の実感」
2024年に実施された宮前区アンケートの結果を分析すると、駐輪場に対する厳しい現状が見えてきます。
満車状態の常態化: 「希望する駐輪場が満車で利用できない」という回答が多く、特に朝の通勤・通学時間帯の利便性に大きな課題があります。
使い勝手への不満: 料金体系や精算方法、さらには大型自転車・電動アシスト自転車への対応など、ハード・ソフト両面での改善を求める声が根強くあります。
2. 数値で見る「深刻な待機状況」
川崎市建設緑政局自転車利活用推進室における最新の数字(令和8年2月現在)によると、区内3駅における状況は以下の通りとなっていました。
いずれも高い利用状況となっていますが、特に、宮前平駅においては、利用率が100%を超過しており、キャパシティを大幅に上回る需要が発生しています。
また、3駅合計で841名もの方々が定期利用を待っている状態であり、この「待機解消」は大きな課題となっています。
川崎縦貫鉄道計画なき今、宮前区には3つの駅しか存在せず、公共交通機関へのアクセスを支える駐輪場の供給力の拡大・利便性の向上は区民のQOLに直結します。加えて、バイクの定期待ち(宮前平・鷺沼)も多数発生しており、後述しますがここへの対応も重要となってきます。
3.宮前平駅前交番横における駐輪場設置工事について
前述した通り、現在、宮前平駅周辺の駐輪場(特に第1施設)は、利用率が100%を超える「パンク状態」が続いています。
この課題を解決するため、今回、宮前平駅前交番横において駐輪場の整備工事が行われることになりました。
整備の一番の目的は、「自転車とバイクの混在解消」にあります。
これまでの第1駐輪場では、限られたスペースに自転車とバイクが入り混じって停められていました。しかし、最近のバイク(特に125ccクラス)は昔の原付に比べて車体が大きくなってきている中、通路にバイクがはみ出し、自転車の出し入れを妨げている。逆も然り。無理に詰め込むことで、接触や転倒の危険がある状況が続いています。
という、安全面での限界が来ていました。
今回の計画では、第1駐輪場の一部を整理し、宮前平駅前交番横における水路敷(市有地)を活用して「バイク専用の駐輪スペース」を新たに確保するものとなっています。
これによって、バイクと自転車が交錯している部分を専用区画へ移すことで、元の駐輪場にはゆとりが生まれ、自転車利用者の皆さんもスムーズに出し入れが可能となる見込みであり、収容台数自体も若干ではありますが増加する見込みとなっています。
これまで、宮前平駅前交番横の水路敷は川崎市所有の土地ということもあり、警察としても取り締まりの対象とすることができず、長時間駐車への対策等が警察からも要望があったと川崎市からは聞いています。
実際、本件は市民の方から直接ご意見というか、お問い合わせを頂きましたので諸々調べさせて頂きましたが、警察からの要望も踏まえた総合的な判断として、当該地から着手したと当方は見ています。
いずれにしても、未だ宮前平・鷺沼・宮崎台の3駅の駐輪場課題は継続しています。
引き続き、より利便性の高い駅前環境づくりを推進してまいります。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。













