森友問題で停滞する国会審議〜本市にも影響あり!?〜
みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
森友学園の国有地取引に関する決裁文書の改ざん問題、、、
省庁の中の省庁と呼ばれる財務省で耳を疑いたくなる話であり、決して許されることではありません。麻生財務大臣には責任をもって必要な対応を行っていってもらいたいと思います。
さて、国会での問題は我々地方議員は意見こそしっかり国会議員に伝えるなどして、動かれる方もいらっしゃるかと思いますが、正直見守ることしかできないのが現実です(※地方議会としての意見を国会に届けることは可能ですが)
私個人の意見として、メディアにはもっと国会審議が進まないことで、どういった影響が国民・市民生活にくるのかを取り上げていただけないだろうかと感じています。
今国会提出議案に目を向けてみると、これだけあります。
第196回国会 議案の一覧
例えば、参議院で審議中の「都市農地の貸借の円滑化に関する法律案」など、これは生産緑地の維持保全にとって非常に大切なもので、相続税納税猶予が適用された都市農地の貸借を可能とする新制度に関連しているものです。
川崎市の農業、宮前区の農環境を守っていくために必要な制度であり、ダイレクトに関わってくる分、1日も早い通過を切にお願いしたいものです。
他にも「卸売市場法及び食品流通構造改善促進法の一部を改正する法律案」などは、一見???と思うかもしれませんが、川崎市にある2つの市場(南部市場、北部市場)の今後の運営にも大きく関わってくるものであり、この法案が通過するまで本市としても積極的な動きができない程、影響を受ける話です。
これらはあくまで例でしかなく、多くの議案が私たちが住むこの川崎市でも回り回って影響が出てくるものです。どれだけ法案を円滑にスピーディーに通すことが出来るか、これは非常に大切なことです。是非野党の皆さんには国民生活に直結する審議には欠席することなく、国を前に進めていく為に、真摯に対応して頂きたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。