【決特①文教分科会】スポーツセンターにおける不適切利用の実態について

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みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。

 

各会派による代表質問も終わり、現在、令和6年度決算審査が行われている川崎市議会。

 

決算審査特別委員会は、常任委員会に対応した5つの分科会方式で開催されており、当方が所属する文教分科会では所管する市民文化局、教育委員会事務局が執行した予算に対する決算を調査することになっています。

 

今回の記事から2回連続で、当方が取り上げた2つのテーマについて、以下ご報告させて頂きます。

 

① スポーツセンターにおける不適切利用の実態について
 多摩川河川敷を中心とする野球場利用申込問題を追求してきた中で、それを知った市民から区のスポーツセンターにおいても不適切で不公平な利用のされ方が横行しているという情報が入り、水面下で調査を続けていました。今回の質問では、その実態と市としての対応について質しています。

 

② 市立学校の自然教室の実施状況及び今後について
 長年にわたって、小学5年生及び中学1年生を対象に川崎市八ヶ岳少年自然の家で実施してきた自然教室が大きく変わろうとしています。市教委は八ヶ岳少年自然の家ではなく、他施設の活用(選べるチョイス)へと全校をシフトさせていく方向性を示している中、課題等を中心に取り上げています。

 

① スポーツセンターにおける不適切利用の実態については、質問翌日に東京新聞に内容が掲載されました。オンライン記事とセットに、その詳細をご報告させて頂きます。

 

 

決算審査特別委員会 文教分科会でのやりとり

 

矢沢たかお
① 令和6年度決算では、多摩スポーツセンター管理運営委託料について約8,700万円の支出がされていますが、他区スポーツセンターと比較して支出額が多い理由を伺います。

 

多摩スポーツセンターの管理運営委託料についての御質問でございますが、多摩スポーツセンターにつきましては、テニスコートや野球場等の屋外スポーツ施設に加え、屋内プールを有しており、他のスポーツセンターと比較して管理運営にかかる範囲が広いことから、相応の支出額となっているところでございます。

 

矢沢たかお
② 関連して、令和6年度の取組として、多摩スポーツセンターにおいて施設利用申込ルールの変更を行なっていますが、その変更内容と理由について伺います。

 

 多摩スポーツセンターの大体育室の抽選についての御質問でございますが、従前は、利用団体の代表者を含む5名以上の構成員を登録し、代表者のみがふれあいネットへの登録を必須要件としておりました。このため、代表者以外の構成員が別の団体の代表者として登録し、実質1団体にも関わらず複数の団体として抽選に参加することが可能となっていたものでございます。
 こうしたことから、本年4月より多摩スポーツセンターにおいて、より公正な運用を図るため、試行的に利用団体の構成員のふれあいネット登録を必須とし、複数団体への重複登録を禁止するなどの制度変更を実施した
ところでございます。

 

矢沢たかお
③ 利用申込ルールを変更したことによる成果をどのように分析しているのか伺います。

 

 多摩スポーツセンターにおける試行実施についての御質問でございますが、本年4月の試行実施前と比較すると、団体登録数が約550団体から350団体に減ったことや、抽選会への参加団体数が、各月平均約55団体から約28団体になっており、一定の成果が出ているものと認識しております。
 試行に際しては、複数のチーム等に所属する利用者の登録が1団体に限られてしまうことや、制度変更による利用団体への影響などが懸念されましたが、現時点では大きな混乱は生じておらず、より公正な制度とすることについて利用者の皆様からも一定の御理解いただいたものと認識しているところでございます。

 

矢沢たかお
④ 多摩スポーツセンターのように、実質的には1団体にも関わらず、代表者を変えることで複数のグループカードを所持し、施設予約をし易くしている問題について、他スポーツセンターにおける状況と今後の対応について伺います。

 

 今後の対応等についての御質問でございますが、他のスポーツセンター等においても、多摩スポーツセンターと同様に、大体育室利用にかかる抽選参加要件についての課題があったことから、試行実施の結果を踏まえ、全市的に同様の運用とするため、当該制度の要綱を本年8月に改正したところでございます。
 現在、各利用団体の皆様に対しまして、本市及び各スポーツセンター等のウェブページをはじめ、毎月実施される抽選会等において周知を図っているところでございまして、本年11月2日以降に改正要綱に基づく新たな運用を開始する予定となっております。

 今後につきましては、今回の制度変更の効果や課題を分析し、各スポーツセンター等と連携を図りながら、より公正な制度となるよう取組を進めてまいります。

 

矢沢たかお
 公共施設の利用には、高い公平性が求められます。これまで公共施設予約システム「ふれあいネット」に関係する不適切・不正利用の問題を継続して取り上げてきた中、各区スポーツセンターにおいても非常に不公平な利用申込が横行しているという相談を市民から頂いたのがきっかけで、スポーツセンターにおける利用申込、抽選の問題についても水面下で取り組んできました。
 今回、各区の指定管理期間が残っている中、全市的に利用申込ルールの変更を検討し、答弁の通り、本年8月に当該制度の要綱改正を実施していただいたとのこと、迅速に対応頂いたことに感謝致します。今後は、本年11月2日以降に改正要綱に基づく新たな運用を開始していくとのことですので、その状況を注視させて頂きます。
 最後に、現在システム更新に向けた取組が進んでいる次期ふれあいネットシステムにも対応した、より公平性の高い運用が出来るよう、継続して取り組んでいただくことを要望し、質問を終わります。

 

まとめ

今回の質疑で以下の事が明らかとなりました。

 

・各区にあるスポーツセンター大体育室等を利用する際に必要となってくるグループカード発行要件を悪用して、実質1団体にも関わらず、代表者や構成員を入れ替えることにより複数枚のグループカード(団体登録)を所持し、意図的に抽選倍率を引き上げる団体が存在している実態が判明。

 

・市としては、この実態を把握。重く受け止め、多摩スポーツセンターにて要綱改正を実施。グループカード発行要件を厳しくしたところ、団体登録数が半減するなど、一定の成果が確認できた為、全区スポーツセンター、等々力、カルッツなども含めて、要綱改正を実施。本年11月から新たなルールを適用していくこととなった。

 

ふれあいネット問題、野球場利用問題、スポーツセンター問題、すべて公共施設の利用に関するものです。

 

本市ではスポーツができる環境が不足している、野球場が少ない、サッカー場をもっと、スポーツセンターをもっと、、、などご意見を伺うことがありますが、そもそも公平公正に運用できてからはじめて、施設として十分なのかが議論されるべきと考えています。

 

現に野球場については、当方が継続して取り上げ始める前、2021年以前はよく言われましたが、現在では多摩川河川敷野球場の利用を希望した場合、まだまだ改善の余地はありますが、格段に利用できるようになってきました。

 

公共施設が公平公正に利用されるよう、今後もしっかりと取り組んでいきます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 


ABOUTこの記事をかいた人

宮前区選出、川崎市議会議員(自由民主党) A型/乙女座/丑年 菅生小・中学校→法政二高→法政大学卒業 2008年4月伊藤忠テクノソリューションズ入社 2014年7月に政治活動に専念する為、同企業を退社 2015年第18回統一地方選挙において初当選。現在二期目。 趣味:剣道四段、空手二段、書道(毛筆三段、硬筆二段)

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