原則土日に一般質問!!長野県喬木村議会議員のなり手不足解消施策!
みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
本日の読売新聞に次のような記事が掲載されていましたので、紹介致します。
知らない方も多いですが、議員は兼業が可能です。ですが、実際問題、週5フルタイムでお勤めをしながら議員活動というのは無理があり、川崎市議会の場合ほぼ専業となっています。(某政党など組合系の代表として議員になっている方はダブルインカム状態ですが)
一般質問を土日に開催というのは、記事を見る限り市民が来やすいよう関心を高める施策というよりは、議員のなり手不足解消に向けた施策として、兼業が可能な方法を模索した結果といった感じでしょうか。
議員のなり手不足という視点だけでなく、市民が議会を気軽に傍聴し身近に感じてもらえるようにする為には、こういった取組も必要でしょう。ですが、全国自治体の中でも議会開催日数、委員会開催日数共に最上位ランクになっている川崎市では、土日や夜間だけでは審査が間に合いません。加えて、膨大な数の職員も巻き込むことになるので、職員組合側が難色を示す上、議員側としても地域行事が集中する土日は避けたいと考えるでしょうし、平日夜に行われている会合も多く中々前向きにはならない部分なのかなと感じました。
代わりになるかは別ですが、川崎市議会の場合は本会議映像と委員会映像はすべてインターネットでリアルタイム放送しており、アーカイブとしていつでも閲覧することが出来る環境が整ってきました。さらに改善は必要な状況ではありますが、確実に市民に開かれた議会に向けて進んでいます。
最後に、土日や夜間での議会開催というのは、イギリス地方議会などでも採用されています。その実情について知りたい方は、イマジン出版「イギリスのママさん議員奮闘記」で詳細に説明されていますので是非御覧ください。