地域で遊んで学ぶキャリア教育〜キッズタウン「ミニたまゆり」の取組〜

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地域で遊んで学ぶキャリア教育〜キッズタウン「ミニたまゆり」の取組〜

 
みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
 
珍しくしばらく無かった訃報の知らせが、最近続いています。一昨日、昨日と続けての連絡・・・。本日もいつも後援会で大変お世話になっている方の御母様がお亡くなりになられるなど、悲しい知らせが続きました。今後ある通夜などは勿論出席するわけですが、知らせを聞いて、第一に思うことは「あ〜、本当によく頑張ったんだなぁ」「あの人の事だから、きっと在宅で最後まで見続けてくれた家族に感謝しているだろうなぁ」などです。
 
こういった仕事をしていると、ご家族の顔が見え、話だけでもどういった状況で生活されているのかにも関心がいきます。悲しいお知らせが続きますが、死は誰にでもいずれ平等に訪れるもの。人に話ができるほど「死生観」に富んでいるわけではありませんが、これからも接する人たちの生活に寄り添って、顔の見える関係を続けて行きたいと思います。
 
さて、本日は田園調布学園大学に伺わせていただきました。番匠一雅(子ども未来学部准教授)にお招きいただき、ミニたまゆりの取組について学ばせていただきました。
 
田園調布学園大学は、最近短大から4年制大学になりました。実はうちの姉がここの卒業生(勿論、短大時代)、さらに現在は親戚が通っている大学です(いま3年生かな?)
 

何かと縁が深い田園調布大学

キッズタウン「ミニたまゆり」とは?〜小さい時から社会のしくみを学ぶ大切さ〜

「ミニ」たまゆり」はドイツのミニ・ミュンヘン子どものまちを参考に、川崎市麻生区にある田園調布学園大学が地域の子どもたちのために開催するイベントです。ミニたまゆりに参加した子どもたちは、自分たちの力で町を運営します。町には、市役所・銀行などの公共施設、様々な製品を制作する工房や食事を提供するお店、ボーリング・射的などのゲームを楽しむための娯楽施設など様々なお店(仕事)が用意されており、子どもたちは自分の好きなお店で仕事に従事します。仕事を体験した子どもたちにはお給料が支払われ、税金を徴収し残ったお金で、買い物・食事・ゲームに参加するといったサービスを受けることが出来ます。
 
子どもたちは、このような町作り体験を通して労働の喜び、お金の大切さなど、社会のしくみを楽しみながら学びます。「たまゆり」の名称は、本学の学生がよく利用する新百合ケ丘駅とたまプラーザ駅の名前から名付けられました。(「第12回子どもがつくる町ミニたまゆり2017報告書より」)
 

昨年の冊子。第12回子どもがつくる町「ミニたまゆり2017」

ミニたまゆりの成り立ち

福祉の専門大学として開学した田園調布学園大学の酒井教授がゼミナール活動の延長として、2005年11月に学園祭のイベントとして開催したのが、ミニたまゆりの始まりとのことです。
第12回ミニたまゆりは、2日間に渡って開催され、子どもたち、保護者、ボランティアを含め述べ2,500名もの方が参加した第イベントになっています(内、参加児童は1,112名)
まちづくりにおいては、実際に市長選挙も行われ、議会の仕組みも学びます。選挙は実際に麻生区で使われている投票箱などを用いて行われています。

子どもだけではなく学生も大人も学べるイベント

租税教育という言葉がありますが、「税」の仕組みについて実践の中で学ぶ機会は、学生時代には少ないと言わざるを得ません。
小学校、中学校では「税金」という言葉だけ、アルバイトなどが可能になる高校、大学においても、専門で学ぶ以外は給与明細から色々引かれているなぁ程度、これは社会人になっても同じかもしれません。
(最近では学生起業家も増えてきて、所得税、住民税、法人税、厚生年金などの社会保障にも理解がある学生が増えているかと思いますが)
 
実際、私は企業勤めだった20代の頃、いただく給与明細については「右下」しか殆ど見ていませんでした。なぜこの税が引かれているのか、なぜその金額が上下しているのか、どういった使われ方がされているのか、関心が無かったというのが正直なところです。
 
なぜ人生の中でも圧倒的に長い時間を過ごす「学生終了後」、社会人としての人生で必要なことを学生のうちに学ばせてくれないのだろうというのは、今になって感じます(学生時代は思っても見ませんでした)。
一人の子どもを「普通に」育てる為に、どれだけのお金が必要で、それを形成する為にはどういったお金の貯め方、投資の仕方、リスク回避の為の保険の選び方、国や自治体の補助制度の活用など、これらを正しく知っているのと、全く知らないのとでは、子育て一つ取っても「情報(知識)格差→経済格差→教育格差→所得格差→」(負のスパイラル)に繋がるのではないかと感じてしまいます。
 
子どもだけでなく、子どもを育てる保護者やお手伝いをするボランティアの学生の立場からでも大変勉強になるイベントだと思います。今年のイベントを見るのが今から楽しみです。
 
どういったイメージなのかについては、動画を見るのが一番だと思います。ぜひ一度ご覧ください。
 


 
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
 


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