小学校視察(学校施設長期保全計画)
川崎市の小学校は、昭和40年代〜50年代にかけて建設されたものが多く、建築後30年を経過したものが全校の過半数を超えており、学校施設の老朽化は深刻な問題です。
本日は、昭和42年開校の菅生小学校(今後、再生整備事業対象)と、昭和29年開校の西丸子小学校(再生整備事業完了)の2校を視察してまいりました。
一緒に同行した方々が口を揃えておっしゃっていたのは、菅生小学校見た後に西丸子小学校に来るとものすごい差を感じるということでした。ここでは書ききれないほど多くのことを目の当たりにし、勉強をさせていただきましたが、前回定例会で私が一般質問に取り上げたとおり、西丸子を含め、再生事業を行った学校もあくまで”長寿命化”の一環ですので、20〜30年しかもちません。外見は変わっても中身のコンクリートの寿命は変わらないので。再生事業を行った学校も含め、一斉に来る建て替えに耐えられるようしっかりとした計画を作っていかなくてはなりません。
とはいうものの、菅生小学校のように老朽化が進んでしまっている学校に対して、早急に再生事業を展開していくことは極めて重要です。菅生小学校に関しては、来年度から事業が開始し、31年度中に完了する予定です。しっかりと計画通り進むよう注視していきます。