ひえばら小学校防災キャンプ2016
梅雨が未だにあけず、ジメジメとした陽気が続く今日この頃。金土日は各地で盆踊りが始まり、つい夏に突入してきたなという印象があります。夜は各地盆踊りを楽しませていただくので忙しいのですが、本日は稗原小学校で行われた「ひえばらキャンプ2016」を見学させていただきました。今年で第9回となるそうですが、例年子どもから大人まで約350名から400名が集まる防災学習をメインにしたキャンプ体験です。企画は、「稗原小 父の会パワーズ」。
「楽しみながら防災と防犯について親子で考えよう」を趣旨に、以下の内容を目的として企画されています。
何しろ、趣旨と目的がしっかりしているので、内容がまとまっています。
①学校で子どもたちに特別な思い出をつくる
②オヤジ健在!と父親のパワーを示し、子どもたちとのコミュニケーションを図る
③保護者同士(地域)のコミュニケーションを図る
④先生と保護者の親睦を図る
⑤避難所宿泊体験から防災意識の向上を図る
⑥防犯に役立つ知識や技術を身につける
⑦家族と子どもたちで、災害発生時の対策について考えるきっかけにしてもらう
⑧親と子が一緒になって、防犯について考える
⑨一番身近な乗り物の自転車ルールについて学ぶ
ずらっと記載しましたが、特に”親を巻き込む”精神、”親が一緒に参加して楽しむ”ことが大切にしている部分、様々な配慮がイベントの中で見て取れました。
子どもたち、親からしてみると通える学校は一つしかありません。そのため、なかなか他の教育環境と見比べることはできないのですが稗原小学校で取り組まれているこういった防災キャンプほど、宿泊だけでなく前後のイベントが多岐にわたり、地域の活動団体、警察、消防局などを巻き込んで実施しているところはありません。
特別な環境です。
このことを子どもたちは言われてもすぐに実感はできないかもしれませんが、成長していくにつれて、自分たちが育った環境は素晴らしいかったんだと感じてくれると思います。また、そう感じてもらえるよう父の会の方々も頑張っていました。
今回は防災キャンプでしたが、平瀬川流域まちづくりにしろ、伝統行事にしろ、そうやって地域は受け継がれていくんだと感じます。
本取り組み、来年は10周年とのこと。父の会の皆様からは色々とご要望をいただいております(笑)
さらに素晴らしい地域イベントとなり、継続した取り組みになるよう、可能な限り協力したいと思います。
がんばれ!!父の会!!
