これには期待!!農産物”健康食品”に
本日の神奈川新聞にも載っていました農林水産省が進めている”機能表示食品制度”を利用した、野菜を使った生活習慣病の改善に向けた取り組み。2016年度予算で「健康な食生活を支える地域・産業づくり推進事業」として3億8800万円を計上しているとのことです。川崎市の農業予算は全体で3億弱ですので、それ以上の金額になります。
記事には農業従事者の所得向上にも寄与するとのことですが、非常に重要なことです。内閣府は「健康食品・サプリメントの推定市場は1兆5千億規模」と公表しています。生活習慣病患者は、医者で野菜中心にしてくださいなど言われますが、具体的にこの野菜にこういった効果があるということが表示の段階で消費者にわかりやすく届けることが出来れば、野菜購入意欲が増すと考えられます。大いに期待したい事業でありますが、なぜ都市部でこれだけ盛んに新しい都市農業の形を進んでいる本市が、モデル地域に入らなかったのかが気になります。この点は少し調査した上でまた報告したいと思います。