令和6年第2回定例会 一般質問|都市計画道路横浜生田線(水沢工区)開通に向けた状況について

都市計画道路横浜生田線水沢工区の開通に向けた取組

みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。

今回も、先月24日に閉会となりました川崎市議会第2回定例会の一般質問で取り上げた内容について、ご報告いたします。

今回の一般質問で取り上げたテーマ

今回の一般質問では、以下の3つのテーマを取り上げました。それぞれの記事に分けて、順次ご報告しています。

① 中高生向け学習スペースの整備に向けた取組について

中学生・高校生が、家庭環境や経済状況に左右されることなく、安心して学習できる場所を地域の中に確保することは、子ども・若者施策や教育環境の整備において重要な課題です。

新たな施設を建設するのではなく、市民館などの既存施設を有効活用し、中高生が静かに学習できるスペースを確保できないかという視点から質問しました。

② 障害者グループホームの申込情報一元化について

平成30年12月議会で初めて取り上げて以降、継続して取り組んできたテーマです。

グループホームの空室情報の一元化が実現したことを踏まえ、次の段階として、真に入居を必要とする方の人数を把握するための入居申込情報の一元化と、施設側から入居希望者へ連絡する「逆マッチング」の仕組みについて質問しました。

③ 都市計画道路横浜生田線(水沢工区)開通に向けた取組について

宮前区と横浜市青葉区を結ぶ都市計画道路横浜生田線のうち、長年にわたり未開通となっている水沢工区についてです。

第2次道路整備プログラムでは、開通目標が後期①期間から後期②期間へ変更され、現在は令和11年度の開通を目指す計画となっています。

道路詳細設計の進捗や今後の工事スケジュール、横浜市との協議状況について質問しました。

このうち、今回の記事では「都市計画道路横浜生田線(水沢工区)の開通に向けた取組」についてご報告します。

以下、質問と答弁の内容を掲載します。


都市計画道路横浜生田線(水沢工区)の開通に向けて

今回の問題意識

都市計画道路横浜生田線(水沢工区)は、宮前区と横浜市青葉区を結ぶ重要な都市計画道路です。

地域の交通環境の改善や利便性の向上、防災面などからも、早期開通が長年求められてきました。

一方で、住宅に近接した場所で工事を行う必要があることや、横浜市側の住民の皆様の理解を得る必要があることなど、さまざまな課題を抱えています。

今回の質問では、令和7年度に発注された道路詳細設計の進捗状況、開通に向けた今後のスケジュール、横浜市との協議・調整の状況について確認しました。

1.道路詳細設計の進捗と今後のスケジュール

矢沢たかお
最後のテーマに移らさせていただきます。都市計画道路横浜生田線水沢工区開通に向けた状況でございます。

一つだけですね、建設緑政局長に伺いたいと思います。

本計画道路は第2次道路整備プログラム後期①から後期②期間、つまり令和11年度までの完成を目標とする計画へと変更となりました。

昨年6月議会での局長答弁では、

「今年度発注する道路詳細設計において、道路構造物や工法などの検討を予定しており、また横浜市側の住民の理解を得るための説明に向け、横浜市と協議・調整を進めているところでございます」

とのことでございます。

昨年度委託発注をした道路詳細設計の進捗状況、開通に向けた今後のスケジュール、横浜市との協議・調整の状況を伺います。

建設緑政局長
都市計画道路横浜生田線水沢工区についてのご質問でございますが、本工区につきましては、住宅に近接して施工を行うことから、安全性の確保を最優先に慎重に検討を進めることが重要となっており、現在、令和7年度に発注した道路詳細設計を繰り越し、道路構造や工法の検討を進めている状況でございます。

今後のスケジュールにつきましては、道路構造や工法を決定し、交通管理者との協議を今年度中に整えてまいります。

その後、横浜市側の住民の皆様のご理解を得るための説明会を開催し、第2次道路整備プログラムにお示ししている令和11年度の開通を目指して、早期の工事着手に向けて取り組んでまいります。

また、横浜市との協議調整状況につきましては、事業の推進には横浜市側の市民の皆様の理解を得ることなど、多くの課題があるため、工事着手に向けて本市と横浜市が共通認識を持ちながら課題解決に取り組むことが重要であると考えておりますことから、引き続き横浜市との協議調整を着実に進めてまいります。

以上でございます。

答弁のポイント

  • 令和7年度に発注した道路詳細設計を繰り越し、道路構造や工法の検討を進めている。
  • 道路構造と工法を決定した上で、交通管理者との協議を今年度中に整える。
  • その後、横浜市側の住民を対象とした説明会を開催する。
  • 第2次道路整備プログラムに示された令和11年度の開通を目指し、早期の工事着手に取り組む。
  • 川崎市と横浜市が共通認識を持ち、引き続き課題解決に向けた協議・調整を進める。

今回の答弁では、道路構造や工法の検討を進めた上で、交通管理者との協議を今年度中に整えることが示されました。

さらに、その後に横浜市側の住民の皆様を対象とした説明会を開催するという、今後の具体的な流れも明らかになりました。

交通管理者とは、道路交通法に基づいて交通規制や安全対策などを担当する警察のことです。

本路線は川崎市宮前区と横浜市青葉区にまたがる道路であるため、工事や開通後の交通処理について、関係する交通管理者との調整が必要となります。

2.30年以上にわたり取り組んできた地域の重要課題

矢沢たかお
はい、ご答弁ありがとうございました。

もう何度もですね、このテーマは議場で取り上げておりますけれども、私の先代の議員から一番最初に取り上げても30年以上このテーマを追いかけ続けている大切な難しい課題を持った都市計画道路の問題でございます。

ただ、この間のですね、議論、進めていただいている中で、かつてないほどこの開通に向けた熱意というか、状況が改善してきているなというふうに感じてございます。

横浜市との協議調整も全力で今当局の皆さんが頑張っていただいていることも重々理解をしてございます。

私もこれからもですね、しっかり注視をさせていただいて、全力で開通に向けた取り組みを支援していきたいと思ってございますので、よろしくお願いできればと思います。

以上で質問を終わります。

ありがとうございました。

長年にわたる取組を、開通という結果につなげるために

都市計画道路横浜生田線(水沢工区)は、私の先代議員が議会で取り上げて以来、30年以上にわたって開通を求め続けてきた、地域にとって大変重要な課題です。

私自身も市議会議員に初当選して以降、繰り返し議会で取り上げ、進捗を確認してきました。

住宅に近接した難しい工事であり、横浜市側の住民の皆様の理解も必要となることから、決して簡単な事業ではありません。

しかし、道路詳細設計や工法の検討、交通管理者との協議、住民説明会に向けた準備など、開通に向けた手続が一つずつ具体化しています。

一方で、令和11年度の開通目標を実現するためには、道路構造や工法の決定、交通管理者との協議、横浜市側住民への説明、工事着手と、今後も重要な工程が続きます。

計画が示されるだけで終わるのではなく、実際の工事着手、そして開通という結果につながるよう、今後も事業の進捗をしっかりと注視してまいります。

この問題については、私が議員である限り、開通するまで粘り強く取り組み続けてまいります。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いいたします。

ABOUTこの記事をかいた人

川崎市宮前区選出の川崎市議会議員。宮前区で生まれ育ち、民間企業勤務を経て市議会議員に。現在3期目。子育て・教育、健康福祉、防災、都市農業、地域経済、行政サービスの向上など、地域課題の解決に取り組んでいます。

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