令和3年川崎市議会第3回定例会について

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 みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。

 

 9月2日(木)から始まる川崎市議会第3回定例会に向けた準備が進んでいます。お盆も過ぎ、各委員会も再開。今週からは次の定例会に提出される議案等に関する説明が各常任委員会でも始まります。

 

同時に開会前から当たり前のように始まる代表質問準備や、提出予定の補正予算への質問準備等が我が会派においても進められています。

 

今回提出される議案は以下のような全体構成となっています。
一つ一つの議案内容については、ここでは特に記載致しませんが、今後の議会質疑などを通じて、またご報告をさせて頂きます。但し、新型コロナ感染症への対応として計上されている補正予算(その1・その2)については、すでに公表されている資料も添付しながら大枠についてお伝えさせて頂きます。

 

第3回定例会に提出される議案の中でも、第126〜134号の補正予算117億余については主に、新型コロナウイルス感染症対策として各テーマ別に計上される補正予算となっています。

 

 各テーマとは、例えば「感染症対策、市民・事業者支援、デジタル化、、、」といったもので分かれており、それぞれで今後実施していきたい具体的な事業が予算とともに挙がってきています。

 

第3回定例会における議案内容
(条例)議案第116号〜123号
(事件)議案第124号〜125号
(補正予算)第126号〜134号※その1・その2
(決算等)第135号〜153号※決算審査特別委員会にて議論
(諮問)第1号〜2号
(報告)第18号〜21号
一般会計補正予算について
補正予算額 : 約117億9,573万円
補正予算内容
【その1】約3億4,000万円※先決議案対象
【その2】約114億5,573万円

 

先決議案対象の補正予算【その1】は、2つの事業で構成されております。

新生児応援事業費 約3億1,040万円
令和3年1月1日から12月31日までに出生した新生児を養育している方に対して「川崎じもと応援券」を支給するもの。
川崎じもと応援券推進事業費 約2,960万円
川崎じもと応援券の利用期間の延長に伴い、所要額を増額するもの。
 
その2については、事業が多岐にわたっておりますので、以下添付ファイルをご覧ください。
 
01-02 補正予算資料【令和3年第3回定例会】

 

上記については、先決議案(すぐにでも予算執行していきたい事業)なので議会の中でも早々に議決していく必要があります。その為、この議案に対する代表質疑の準備も並行して取り組んでいるのが現状です。

 

先決議案に対する代表質疑後、「(決算等)第135号〜153号」を除いての代表質問が行われます。
そして、「(決算等)第135号〜153号」については、決算審査特別委員会が期間中に開催され各常任委員会毎(分科会形式)で、審査を進めていくことになります。

 

よく議会日程として公表されているものを見て、実際に議会が開催されている日程は「それほど多くない」といった指摘を受けることがありますが、会派として、個人の議員として、準備し臨機応変に対応していかなくてはならない日が非常に多くあるというのが実際のところです。

 

以前、「平成30年度決算から見る川崎市の財政状況」という記事を挙げたところ、非常に多くの方に読んで頂きました。
 

平成30年度決算から見る川崎市の財政状況について

2019.09.03
 
令和2年度決算内容についても記事にしていきたいと思っています。

 

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 


ABOUTこの記事をかいた人

宮前区選出、川崎市議会議員(自由民主党) A型/乙女座/丑年 菅生小・中学校→法政二高→法政大学卒業 2008年4月伊藤忠テクノソリューションズ入社 2014年7月に政治活動に専念する為、同企業を退社 2015年第18回統一地方選挙において初当選。現在二期目。 趣味:剣道四段、空手二段、書道(毛筆三段、硬筆二段)

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