みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢たかおです。
私たちの住む宮前区において、日々の生活に直結する大きな悩みの一つが「道路の渋滞」ではないでしょうか。
特に、朝晩の通勤・通学時間帯や週末の混雑は、単に「時間がかかる」というだけでなく、地域の安全や経済活動にも大きな影響を及ぼします。
今回は、長年の課題である「蔵敷(ぞうしき)交番前交差点」の渋滞対策について、本日担当部署より第4次緊急渋滞対策の効果検証がとりまとまったことを機に報告がありましたので、本日はこれまでの経緯と今後の展望を詳しくご報告いたします。
川崎市が取り組んできた「緊急渋滞対策」とは
川崎市では、交通のボトルネック(流れを止めてしまう場所)を解消するため、平成21年度から「緊急渋滞対策」という取り組みを継続して行っています。
これは、大規模な道路建設を待つのではなく、今ある道路を工夫して少しでも早く渋滞を減らそうというプロジェクトです。これまで第1次から第3次までの対策を経て、現在は令和4年度から令和7年度までの「第4次緊急渋滞対策」の期間に入っていました。
これまで私自身も、議会の場で「蔵敷の渋滞をなんとかしてほしい」という地元の声を何度も届けてきた結果、「蔵敷交番前交差点」も、この第4次対策の重点箇所として位置づけられており、この度その対策結果が取りまとまりました。
これまでに実施された具体的な対策と、その結果
蔵敷交番前交差点では、ここ数年で具体的な工事が行われました。その主な内容は以下の2点です。
- 車道部の拡幅工事:道路の幅を少し広げることで、車の流れをスムーズにする試み
- 信号現示(げんじ)の調整:信号が変わるタイミング(青信号の時間配分など)を、今の交通量に合わせて微調整すること
具体的な工事内容とその結果については、以下資料をご参照下さい。
では、この対策によって渋滞はなくなったのでしょうか?
市の調査や私たちが日々感じている実感としては、残念ながら「部分的な改善に留まっている」というのが現実です。
多少の緩和は見られたものの、根本的な解決には至っておらず、時間帯によっては依然として長い車列が発生しています。なぜ、多額の予算を投じてもスッキリと解決しないのでしょうか。
「その場しのぎ」ではない抜本的な解決策を
私は、これまでの対策がいわゆる「場当たり的」なものだったと考えています。もちろん、すぐにできる対策を講じることは大切ですが、現状のままでは限界があります。
蔵敷交番前交差点の渋滞の大きな原因は、「右折車が直進車を止めてしまっていること」にあります。特に、野川柿生線(のがわかきおせん)という主要な道路のラインにおいて、この問題が顕著です。
過去、議会ではこの点について掘り下げて質問を実施しました。当時の質疑の様子は以下から参照ください。
この当時の質問が今回の第4次緊急渋滞対策として実施した内容にもつながるのですが、抜本的な対応には至っていません。今後について以下の方向性を引き続き強く提言していきたいと考えています。
1. さらなる道路の拡幅(道路をさらに広くすること)
2. 野川柿生線ラインへの「右折専用レーン」の新設
3. 浄水場通りラインの渋滞緩和
右折車が専用のレーンで待機できるようになれば、直進する車が妨げられることなくスムーズに進めるようになります。質問当時も詳細に調べていただいたのですが、道路幅員をもう少し広げることで右折レーンの設置が道路構造上認められますが、当然用地買収を含めた検討が必要となるので、この幅員を拡張するのが大変難しいことも認識しなくてはいけません。
浄水場通りラインの渋滞については、ハード施策は難しく、残されている手が限られていますが、信号現示調整などのソフト施策で対策を講じていくことができないか模索したいと思います。
宮前区の未来を創る、道路整備の重要性
道路は、地域の毛細血管のようなものです。ここが滞ってしまうと、地域全体の活力が失われ、交通事故のリスクも高まってしまいます。
土地の買収や大規模な工事が必要になるため、一朝一夕にはいかない難しい課題ではありますが、「第4次対策」の期間内、そしてその先を見据えて、粘り強く市に対して働きかけを続けてまいります。
進展がありましたら、またこのブログや市政報告を通じてお伝えしていきます
今回も最後まで読んで頂き、有難うございました。では次回もまた宜しくお願い致します。











