一質②生田緑地内未利用地の活用について〜新しい公園広場設置に向けた提案〜

Print Friendly, PDF & Email

みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
 
本日18日で長かった(精神的にも)第5回定例会が閉会となりました。
最終日の本日も引き続き各議員による一般質問が行われましたが、今回も当方が取り上げた内容についてご報告させて頂きます。
 

◯犬蔵交差点の安全確保に向けた取り組みについて
→ 地域の長年の懸案事項になっていた当該交差点の安全対策に関してです。議会で取り上げるのは初めてですが、当方の過去ブログでも紹介しているとおり、地域での活動を続けていました。これまでの経緯と今後の取組を要望しています。
 
◯行政手続きの簡素化に向けた取り組みについて
→ 区内の造園業者から実際に相談のあった事案を取り上げながら、市全体でどれだけ無駄なお役所仕事が多いのかについて追求。改善を要望致しました。
 
◯生田緑地内未利用地の活用について
→ 昔からの畑が減少し、住宅開発が進み人口が急増している初山自治会並びに長沢自治会エリアにおける「広場的活用も可能な」公園設置ニ向けた具体的な提案を実施。議会で取り上げるのは初めてとなっているが、今後に期待ができる内容です。
 
◯都市計画道路横浜生田線(水沢工区)開通に向けた取り組みについて
→ 時間の関係で質問まで届かず・・・。質問を作成する中でのやり取りで確認できた内容について、お伝えさせて頂きます。

生田緑地内未利用地の活用について

矢沢たかお
Q1.長沢自治会、初山自治会エリアにおいては従来からの畑が減少し、代わりに住宅が急増している。直近10年で438世帯380人、直近20年で1211世帯1901人増加している。小さな子どもを持つ子育て世帯も多く流入しており、近くでのびのびと遊ぶことが出来るスペースを求めている。公園設置の基準について伺う。また、菅生小学校区である当該エリアにおいて、公園は充足しているのか伺う。
建設緑政局長
公園の配置基準につきましては、本市の緑の基本計画におきまして、小学校区を構成する町丁目の3分の2の地区において公園の充足に努めることとしております。菅生小学校区につきましては、同校区を構成する5つの町丁目全てに公園がございますことから、配置基準を満たしている状況でございます。
矢沢たかお
Q2.当該区において公園は充足しているとのことだが、200〜350㎡以下の公園もいくつも含まれている上、当該区公園の平均は600㎡といった状況であり、誰もがのびのび遊べるというには狭く、将来的には広場的活用も可能な場所が必要と考える。
そこで提案だが、初山1丁目と菅生1丁目に隣接し、生田緑地ゴルフ場の外周部において、樹々生い茂る未利用地がある。(ディスプレイ)草木が伸び道路にも及んでいる時期もあるが、当該地に関する地域からの苦情や相談はこれまで寄せられいてるのか伺う。また、地域の方からは以前は民間の土地だったと聞いているが、現在の土地の所有者及びどの程度の面積や形状を有する土地なのかを伺う。
建設緑政局長
当該樹林地につきましては、生田緑地の都市計画の決定区域内に位置しておりまして、平成10年から12年にかけて本市が取得後、管理を行っておりますが、これまでに苦情や相談などは寄せられておりません。
また、樹林地の面積は、約3,000平方メートルで、一般平坦地を含む起伏のある土地となっております。
矢沢たかお
Q3.平成10年から12年にかけて本市が民間から取得したとのことだが、どういった理由で土地を購入したのか伺う。また、今後の活用にあたって、公園や広場などを含め、当該地の整備の可能性について伺う。
建設緑政局長
当該樹林地につきましては、生田緑地ゴルフ場外周部の良好な樹林地の保全、利用を図るために取得したものでございます。
また、今後につきましては、当該地の地形や樹林の状況を確認するとともに、地域の方々の御意見を伺いながら公園・広場等、有効利用の可能性について、検討してまいります。
 
本件について取り上げて提案したのは本議会が初めてです。先ずは、地形や樹林の状況を確認するため、草刈りを行っていただけるとのことですので、その後の様子を定期的にしっかりと追って参ります。計画も必要となってくる話なので、時間はどうしても必要ですが、将来の地域の為になる話だと思っています。地域の方々と一緒に進めていければと思っています。
 
また、明日からは台風19号の影響で一度延期となった環境委員会視察(超党派)で、堺市〜神戸市をそれぞれ視察して参ります。超党派で行く視察の場合、勿論視察テーマについて自民党としての要望は出すのですが、必ずしも通るわけではありません。
正直いって中には興味が出にくいテーマもどうしても出てきてしまうのが実情ですが、逆に自分自身であれば選ばない分野の知見を得る機会にもなりますので、何事も勉強といった姿勢で臨ませて頂きます。
 
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
 


ABOUTこの記事をかいた人

宮前区選出、川崎市議会議員(自由民主党) A型/乙女座/丑年 菅生小・中学校→法政二高→法政大学卒業 2008年4月伊藤忠テクノソリューションズ入社 2014年7月に政治活動に専念する為、同企業を退社 2015年第18回統一地方選挙において初当選。現在二期目。 趣味:剣道四段、空手二段、書道(毛筆三段、硬筆二段)

インスタグラム

[instashow cache_media_time="600" columns="5" rows="2"]