みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
第5回定例会も議案の採決が終わり、各議員による市政一般に対する質問がスタート致しました。
今回、当方が取り上げているテーマは以下の4点。
◯犬蔵交差点の安全確保に向けた取り組みについて
→ 地域の長年の懸案事項になっていた当該交差点の安全対策に関してです。議会で取り上げるのは初めてですが、当方の過去ブログでも紹介しているとおり、地域での活動を続けていました。これまでの経緯と今後の取組を要望しています。
◯行政手続きの簡素化に向けた取り組みについて
→ 区内の造園業者から実際に相談のあった事案を取り上げながら、市全体でどれだけ無駄なお役所仕事が多いのかについて追求。改善を要望致しました。
◯生田緑地内未利用地の活用について
→ 昔からの畑が減少し、住宅開発が進み人口が急増している初山自治会並びに長沢自治会エリアにおける「広場的活用も可能な」公園設置ニ向けた具体的な提案を実施。議会で取り上げるのは初めてとなっているが、今後に期待ができる内容です。
◯都市計画道路横浜生田線(水沢工区)開通に向けた取り組みについて
→ 時間の関係で質問まで届かず・・・。質問を作成する中でのやり取りで確認できた内容について、お伝えさせて頂きます。
→ 地域の長年の懸案事項になっていた当該交差点の安全対策に関してです。議会で取り上げるのは初めてですが、当方の過去ブログでも紹介しているとおり、地域での活動を続けていました。これまでの経緯と今後の取組を要望しています。
◯行政手続きの簡素化に向けた取り組みについて
→ 区内の造園業者から実際に相談のあった事案を取り上げながら、市全体でどれだけ無駄なお役所仕事が多いのかについて追求。改善を要望致しました。
◯生田緑地内未利用地の活用について
→ 昔からの畑が減少し、住宅開発が進み人口が急増している初山自治会並びに長沢自治会エリアにおける「広場的活用も可能な」公園設置ニ向けた具体的な提案を実施。議会で取り上げるのは初めてとなっているが、今後に期待ができる内容です。
◯都市計画道路横浜生田線(水沢工区)開通に向けた取り組みについて
→ 時間の関係で質問まで届かず・・・。質問を作成する中でのやり取りで確認できた内容について、お伝えさせて頂きます。
正直、今回の議会では先の採決までの期間、「川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例」に関しての議会内での活動が非常に大変で、エネルギーを要しました。一般質問は今回難しいかなと思いながらも身体がそれを許さず、睡眠時間を削りながら、質問準備にあたりました。
本日は1つ目、「犬蔵交差点の安全確保に向けた取り組みについて」に実際の議場のやり取りをご報告させて頂きます。
犬蔵交差点の安全確保に向けた取り組みについて
Q1.市道尻手黒川線と市道向ケ丘遊園駅菅生線を交差する形で存在する犬蔵交差点は、犬蔵小学校・中学校に通う児童生徒たちが大勢利用する交差点である。地域にとって長年の懸案事項であったその安全性について、これまで地域から幾度にも渡って指摘されているところである。(ディスプレイ)先ずは、これまで小学校及び自治会等を含めた地域団体からの要望とその対応の経緯を伺う。
A1. 本交差点は、犬蔵小学校の通学路に指定されており、全町内会連合会や犬蔵小学校から、横断歩道の設置など交差点の安全対策に関する要望をいただいているところでございます。
横断歩道については、新たな用地の確保が必要であり、設置は大変難しい状況であることから、信号待ちスペースへの巻込み事故を防止する車止めポールの設置や、交通管理者による歩行者用青信号の時間延長など、歩行者の安全対策を実施してきたところでございます。
Q2.当該交差点の直近3年における事故発生状況について伺う。また、現況調査、安全対策検討、渋滞対策検討を目的として昨年度に行った業務委託の結果と、その結果を基にどのような交差点の安全対策が図れるかについての見解及び、今後の取組みについて伺う。
A2.当該交差点におきましては、平成29年度から現在までの間において、歩行者や自転車が関連する事故が3件発生しており、いずれも横断する際に右左折車両と接触したものでございます。
また、平成30年度に実施した委託業務におきましては、地元からの要望のひとつでもあった歩車分離式信号機の導入について検討しており、導入した場合においても、交差点処理への影響はないとの解析結果が得られておりまして。現在、交通管理者と協議、調整を始めたところでございます。
今後につきましては、解析における渋滞へは繋がらないとの結果を踏まえ、歩行者の安全性向上や交通の円滑化に向け、歩車分離式信号機の導入について、引き続き、交通管理者と協議を行ってまいります。
Q3.県道川崎府中と市道向ケ丘遊園駅菅生線が交差する形で存在する多摩区の稲生橋交差点も安全対策として、歩車分離式信号機の導入を行ったことで大きな効果があったと仄聞しているが、稲生橋交差点に歩車分離式信号機を導入したことにより発現した効果及び、直近3年における事故発生状況について伺う。
A3. 本交差点につきましては、歩行者の安全対策を目的として、平成20年1月に歩車分離式信号機が導入されましたが、平成29年度から現在までの間において、交差点内において、歩行者、自転車が関連する事故は発生していないことから、交差点の安全性が向上したものと考えているところでございます。
意見・要望。懸念点として尻手黒川線においては、歩車分離式信号機を導入した交差点の前例が無い点があるかと思うが、同じく大きな道路でもある川崎府中街道においても、答弁のあったとおり、安全対策に大きな効果があったとのことである。渋滞への影響もない取組と伺っているので、交通管理者である警察との協議をしっかりと進めて頂くことを要望する。
今後について
実際の議場のやり取りは上記のとおりとなりますが、答弁には出ていない部分で、今後の課題はやはり交通管理者「警察」との協議です。尻手黒川道路において、歩車分離式信号機の導入の実績が無いことが懸念と伺っています。ただ一方で、市としても胸を張って「渋滞影響なし」との結論を導き答弁を行っているので、そこを市議会としても後押ししていきたいと思っています。
歩車分離式信号機が導入されれば、多摩区の稲生橋交差点のように交通事故ゼロが無理ではない状況になり、安全性がぐんと向上することが期待されます。導入に向けて、頑張っていきたいと思います。
↓↓同じ案件の過去ブログ、当該箇所の危険性についてもう少し詳しく書いています。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。