【都市農業振興】増加傾向!?川崎市における鳥獣被害の現状

【都市農業振興】増加傾向!?川崎市における鳥獣被害の現状

 
みなさん、こんにちは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
 
第2回定例会も終盤を迎えています。今週23日からは各議員からの一般質問がスタートします。当方の一般質問は、6月27日(火)10時からです。今回取り上げていくテーマの中には、議会でも注力して取り上げている「学校給食における地産地消(市内産農産物活用)の取組み」もあります。
 
前回、取り上げた際に行った提言は、川崎市第4次食育推進計画に具体的文言として取り入れられるなど、一定の成果として出てきていますので詳細を以下から詳細をご確認いただければ幸いです。

 
食育の観点、都市農業振興の観点からの学校給食への活用は、本定例会27日の質問でも取り上げる予定ですが、本日は別の観点。
 
川崎市のおける鳥獣被害の現状について、少し話ができればと思っています。
 

全国の野生鳥獣による農作物被害状況について


農林水産省のHPから抜粋したものですが、以下が全国的な被害金額の状況となっています。<※クリックすると拡大>
 

 
鳥獣による平成27年度の農作物被害については、被害金額が176億円で前年度に比べ15億円減少(対前年8%減)、被害面積は8万1千haで前年度に比べ若干下回る(0.3千haの減)とともに、被害量が50万tで前年度に比べ4万6千t減少(対前年8%減)しています。
 
詳細は以下HPからご参照下さい。全国の野生鳥獣による農作物被害状況について(平成27年度)
 

川崎市の状況は!?


市内農地での鳥獣捕獲状況及び捕獲した農地における農作物被害状況の推移を調べてみました。<※クリックすると拡大>
 

被害面積(ha)

被害量(t)

被害金額(円)

 
・捕獲鳥獣は、カラス、ハクビシン、アライグマ、タヌキ、ムクドリ、ヒヨドリ等
・19年度、20年度は特にカラスによる被害が多く、ゴミ集積所の環境改善やその他餌の原因となる要因を排除する施策を展開した結果、21年度以降急激に減少
 
といった状況です。
 
確かに平成20年度までと、それ以降では大きく減少していますが、直近の平成28年度調査では年間131頭を捕獲しており、この数は年々増加傾向にあるとのことです。鳥獣捕獲は最後の手段、むやみやたらに捕獲するのではなく、自分たちが一生懸命時間と労力を費やして栽培した農作物が食べられないように生産者に寄り添った形で、対策方法を検討できる取組みが不可欠です。
 
鳥獣被害は、生活被害と農業被害に大別できます。一般市民の生活被害については、川崎市動物愛護センターが。農家が受ける農業被害に関しては、JAセレサ川崎が基本的には対応してくれています。県・市からの補助も若干ありますが、足りるものではありません。協力事業者様にも感謝しつつ、様々な分野で都市農業振興に寄与できるよう取り組みたいと思います。
 
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。