(文教委員会)各会派で意見が割れる!教科書採択に関わる請願審査!!

請願第30号「教科用図書選定審議会の公開を求める請願」について


みなさん、こんにちは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
 
本日の文教委員会では、いわゆる学校の教科書選定に関する請願を取り扱いました。
教科書選定というと、、、思い出すのは教員への謝礼問題。

 
今回の請願は、行き着くところはこういった部分かもしれないという可能性を秘めた審査でした。
請願者の願意を要約すると、
・教科用図書(以下、教科書)の採択は、各学校での「教科書の調査研究」を基に、「選定審議会」での審議・報告を受け、教育委員会の会議で採択される。
・「選定審議会」は、実際に教科書の採択を行う教育委員会に対して、その審議結果の答申をするものなので大変重要。
・ この「選定審議会」は現在、非公開。川崎市では「情報公開条例」「審議会当の会議の公開条例」があり、これに基づき「選定審議会」が公開されるよう求める。
というものでした。
 
一時間以上にも及ぶ審議の結果、採択(共産、無)と不採択(自民、公明、民進み)に分かれた結果、不採択となりました。
 
本市は委員会の様子もインターネット中継で公開していますし、後日議事録もしっかり公開されます。
大量にある詳細の審議内容はここで記載することはしませんし、出来ませんが、今回の審査で私の考えだけ記載をさせていただきます。
 
「選定審議会を公開している自治体は、本市を含めて全国20ある政令市の中ではまだどこも公開していない現状があり、神奈川県では一部公開をしているとのことですが、神奈川県では川崎市の小中学校の教科書採択は行っていないことからもわかる通り、県と市が担っている学校では状況が異なっている現状がある。加えて、選定審議会は教育委員会に対し影響力のある機関でありながら、学識経験者だけでなくPTA関係者等の保護者も参加する会議だということも教育長の答弁で認識をすることができました。
そういった一般保護者の方々が、外部からの働きかけに左右される可能性がある環境は、会議の特性上、適していないと考えています。PTA保護者がテーマによってはかなりの注目を浴びる会議の席で、多くの一般市民の目にさらされた環境となった時、自由闊達で多角的な意見が言えるのでしょうか。最終的に責任を持って採択するのは、教育委員会です。そしてこれは公開されています。他都市の制度もよく研究し、公開に対しては慎重にならざるを得ない状況だと思い不採択を申し上げました」
 
PTA関係者を交えて保護者目線まで取り入れる会議なのに、いまの時代はSNSでの拡散やインターネット上の誹謗中傷を含め様々な被害が想定されます。一般市民が「あの教科書を推したのはあの人!」などと言われる可能性があり、すべての発言が議事録に残るということです。果たして自由闊達な意見がでますかね。。。
 
今日の審議の詳細については、インターネットでの動画や、議事録や当日配布資料が公表されたタイミングでご確認いただければと存じます。
 
本日は平成28年度最後の文教委員会でした。松原委員長(自民党)、河野副委員長(公明党)を始め、委員の先輩方ともしっかりとした議論が出来た年度でありました。私は来期はまた別の委員会に所属致しますが、そこでも事前準備を怠ることなく、しっかりとした議論ができるよう努めていきたいと思います。
 
今回も最後まで読んでいただき有難うございました。