安全安心な学校給食に向けて!川崎市健康安全研究所を視察!

安全安心な学校給食に向けて!川崎市健康安全研究所を視察!


川崎市健康安全研究所が入居するLiSE

 みなさん、こんばんは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
 
4月17日に川崎区殿町(キングスカイフロント)にある2つの施設を視察してまいりましたので、当ブログで簡単にご報告したいと思います。
 
実はキングスカイフロントには、すでに4度程視察目的で訪れており、来る度に進化していくキングスカイフロントに期待が募るばかりです。今回は視察先として、①ナノ医療イノベーションセンター、②川崎市健康安全研究所を訪れました。
本日は先に②川崎市健康安全研究所の視察について綴っていきたいと思います。
 
 すでにご案内のとおり、川崎市では今年度ついに中学校完全給食が全校でスタートする予定なのですが、給食の安全性が極めて重要であるのは最早言うまでもありません。
 
 大規模食中毒としては、2014年1月に浜松市において給食の食パンを原因とした患者数1,271名の事例があります。また、2012年12月に広島市の施設で製造された弁当を原因とした患者数2,000人以上の食中毒事例もあります。最近では、ノリが原因となった食中毒が数箇所の自治体で発生し、立川市で1,000人超、和歌山県御坊市で800人超と多くの方が食中毒患者となったことは記憶に新しいところだと思います。
 
 当たり前だけど、川崎市の給食ってしっかり検査やっているんだよね!?
 
 そんな声がすぐにでも市民から飛んできそうですが、この当たり前の部分、実はどういった検体が、どのような場所で、どうやって検査されているのかは御存知な方は少ないと思います。私も、川崎市健康安全研究所を視察するまではそんな一市民と同じ状況で、資料で確認するだけでなく、現場を見て理解しようという目的で今回、川崎市の給食の安全検査を行っている場所を視察させていただきました。
 
今回の視察では、実際に給食用食材(加熱済とり肉・牛乳)が搬入されるところから確認させていただきました。














給食用食材を搬入している様子

微生物エリアでの検査の様子

ノロウイルスの原因にもなったノリの検査の様子(※)

川崎市ではひな祭りの際、ちらし寿司にのせるノリをここで検査してもらいました

牛乳の検査の様子

熱すると液面にでてくる膜に関しても検査しています

昭和から使われている遠心分離機(現在は牛乳専用のようです)

放射能検査を行う設備

検査される検体は、実際に調理されたものが検査されることもあり、特に肉の場合は多くの菌が付いているのが通常ということもあり、加熱調理後のものが検体として持ち込まれています。検査の内容は非常に細かく、多くの工程を重ねながら、丁寧な検査がされていることを知りました。
 
 「平成27年度給食用食材衛生検査について」という資料では、どういった検査をこの健康安全研究所に依頼して実施しているのかがわかりますので、ご覧ください。
今回、学校給食で使われている食材がこのような工程でしっかり検査されていることを現地で確認できたことは非常に大きな収穫でした。
中学校給食に関して申し上げれば、3つの給食センターからほとんどの中学校が一斉配送され給食が届きます。何か問題があれば、その影響は甚大です。食材の検査の様子は今回確認ができましたが、ノロウイルスが拡大するほとんど理由が作業員からということもあるので、給食センターが完成し運用された暁には、こちらに関しても実際現場を視察したいと思います。
 
今回の視察にご協力いただいた、健康安全研究所の岡部所長をはじめ職員の皆様、教育委員会の皆様には改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。