広島豪雨土砂災害からもうすぐ三年 〜まちづくり委員会視察①〜

広島豪雨土砂災害からもうすぐ三年〜まちづくり委員会視察〜

砂防堤構築が進む豪雨災害現場

みなさん、こんにちは。川崎市議会議員(宮前区選出)の矢沢孝雄です。
 
5月11日から12日かけて、川崎市議会まちづくり委員会で”広島市”と”神戸市”を視察してまいりました。広島市では、主に以下の点について。
 ・豪雨災害からの復興について(座学・現地視察)
 
広島豪雨土砂災害からもうすぐ三年。
 
平成26年8月20日に発生し、77名の死者を出した大災害の復興状況を視察してまいりました。実は土砂災害現場の視察は今回で二度目。前回は、災害発生から丸一年が経過したタイミングで伺わせて頂きました。
 
先ず、広島市役所で危機管理室とまちづくり局の方々から説明を受け、質疑のやり取りを実施。川崎市では総務企画局の中にある危機管理室が、広島市の場合は局と同列に位置付けられることになった目的や背景についてや、平成29年度から運用がスタートした防災情報システムについてもご説明いただきました(川崎市では既に使っているシステムではありますが、細かい運用部分で本市とは考え方が異なっている部分もあり参考になりました)。
 

花崗岩が風化してなったマサ土を確認する青木議員(高津区選出)

まちづくり委員会委員長の山崎議員(麻生区選出)

平成27年に伺った当初と比べだいぶ整備されはじめてきている被災地高台から見る様子

 
国の予算で先ず緊急として進んでいるのが豪雨災害現場の砂防堰堤建設。その後、それ以外に豪雨土砂災害の恐れがある危険箇所を中心に25箇所に同様の砂防堰堤が作られていきます。現場を見ていない方かたすると、広島市の自然環境にコンクリートの大きな塊が25箇所も設置されるなんて・・・それが本当に最善の手段なの?と疑問視する方もいらっしゃるかもしれませんが、人が住み続けるところですので、住民からすれば安全に住み続ける為には、これほど最適な方法はないと感じます。
 
この対応には、国や広島市だけでなく、翌日伺った神戸市行政からみても”費用を度外視すれば”最適な手段とのことでした。
 
豪雨災害からちょうど1年が経過したときに訪れた広島市。もうすぐ3年というタイミングで再び訪れることができ、その復興状況や防災情報システムの構築、雨水流出抑制施設の設置等を含めた行政の災害対策の進化、市民の方々による日常の防災活動の進化、を確認することができました。