特養視察「みんなと暮らすまち」先進的な取組みを学ぶ事ができました!

みなさん、こんばんは。宮前区選出の市議会議員、矢沢たかおです。
 
最近、ホームページを一新しました。カスタマイズ性の改善が理由です。市民の皆様に少しでも分かりやすく、そしてキャッチーな見た目も考慮して自分自身で様々なカスタマイズができるテンプレートを採用しました。
 
自由度が上がったせいで、弊害も出てきました。どんな弊害か・・・。それはいじるのが楽しすぎて夜な夜な作業してしまい、なかなか仕事が手につかないということです(苦笑)
 
ブログの更新というのは、結構な時間と労力がかかりますので、少しでも楽しみながらやれる環境の整備には最大限の力を注ぎたくなってしまいます!(キリッ)
少しでもとっつきやすいブログになればと思います。
 
さて、現在議会期間中ではありますが、合間の時間を作って前から視察をしたかった介護分野でICTを活用した先進的な現場を見てきました。
 

幸区にある特別養護老人ホーム「みんなと暮らすまち」に伺わせていただきました。
 

2008年に開設した特別養護老人ホームです。非常に綺麗でありながら、ところどころに理事長のユニークな展示物があり楽しめる内装となっていました。
 
そしてこの施設で現在実証実験を行っているのが「眠りスキャン」と「Lifi(リーフィ)」というシステム。※写真は眠りスキャンのPC画面写真

 

上の写真はベッドのマットレスを持ち上げて出てきたのが、「眠りスキャン」。利用者と非接触のものなので、汚れることもなく、ほぼメンテナンスフリーで使えるようです。眠りスキャンの画面とこの写真を見ていただいて想像できるとおり、このシステムは利用者が、寝ているのか、起きているのか、ベッドに寝ているが頭は起きている状態なのか、ベッドで寝ていて頭もしっかり寝ている状態なのか、が一目でわかるようになっているシステムです。
 

上の写真は、離床センサー。これでもわずかな段差ですべってしまったり、ころんでしまう利用者がいます。
 
さらに視察では、Lifi(リーフィ)もみたのですが、これはメーカーとしても実証実験中でありシステムも販売ができるような状態ではない、まさに試作品段階のものでしたので写真は載せないようにしたいと思います。Lifiは、どういったシステムなのかというと、排泄ケアを目的としたシステムです。
 
排便を迅速に把握することによって、便漏れを防ぐもので、排便後の匂いにより排泄があったことを検知し、介護者に通知する製品です。排便を速やかに検知し、オムツ交換やシーツ交換などの業務の負担軽減を目指しており、さらに被介護者の肌と排泄物とが接する時間が少なくなることで、床ずれを防ぐことも期待できるそうです。
 
眠りスキャン、Lifiともに施設側のヒアリングをした結果では、どちらも非常に効果が見込めるとのことでした。特に眠りスキャンの完成度は高く、ワーカーの負担軽減効果は絶大との話でした。ぜひ様々な施設でも導入が進むことを期待していきたいところです。
 
今回の視察は、眠りスキャンやLifiともに、川崎市のウェルフェアイノベーションの取組み(市経済労働局)です。ワーカーの業務負担を考える中でもっとも負担と答えているのが排泄ケアです。
 
ワーカーは自分が受け持つ利用者さんのサイクル(いつ排泄があるかを含めた行動パターン)を頭でいつも把握しているのですが、予定していた時間に利用者の排泄がなかった場合、ワーカーはその後も細かく見に行ったりするなどの確認が必要になります。ここでLifi(リーフィ)が役に立つとのことです。
 
介護従事者不足の昨今、経験が浅いワーカーが夜勤勤務に入るケースも多々あります。その際は、どうしても心配になってマメすぎるほどラウンドをしてしまう。システムに100%おんぶにだっこするわけにはいきませんが、眠りスキャンがそういったワーカーの心労を大幅に軽減しているとのことです。さらに利用者を場合によっては起こしてしまうような作業も、眠りスキャンのおかげで、起きている利用者から順で効率的に作業ができるとのことです。素晴らしいですね。
 
現場で実際に活用できるICT製品が普及し、少しでも介護従事者の負担が軽減され、業界全体が抱える課題の解決に寄与してくれればうれしい限りです。
もう少し様々な施設の意見やデータを集めてもらい、市議会としても有益な介護用品の導入がしやすくなるよう措置含め検討していきたいと思います。