ベトナム視察2日目(ダナン市表敬訪問、ダナン港視察)

ベトナム視察2日目(ダナン市表敬訪問、ダナン港視察)

ベトナム視察2日目は、ダナン港及びダナン市人民委員会への表敬訪問を行ってまいりました。
●【物流拠点における国際化】
 ・ダナン港の視察
「視察先の概要」
 ダナン港は川崎港と友好港の間柄であり、1994年(平成6年)1月に提携しています。
人口88万人のベトナム中部の直轄市ダナン市に位置していますが、直近では人口100万人を突破しているとの話もあるベトナムの中でも急激に成長している都市です。
ダナン港は南部にサイゴン港、北部のハイフォン港に次ぐベトナムで3番目に大きな商業港です。
取扱コンテナ量は、現在30万TEUの状態だが将来60万TEUまで伸びるとおっしゃっていました。
 
ダナン港は、コンテナ船や大型貨物船、客船などが寄港可能なアイエンサ港と、小型貨物船が寄港するハン河港、そして将来開発が予定されているリエンチュウ港の総称で、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムをつなぐ「東西経済回廊」の起点として重要な役割を担っています。

現在、開発されているリエンチュウ港含めて、海岸整備などで日本からのODAのお陰だと感謝をしていました。
日本からのODAは総額1億ドル。防波堤が構築できたお陰で、年中船舶が停船し、稼働ができるようになった。 以前は津波などの影響で作業ができない日もあったとのことでした。
 
ガントリークレーンは現在2基あり、将来的にはプラス3基を予定しているとのこと。

港の様子

ダナン港は株式会社化されており、その75%を国が所有しています。
川崎港とのつながりは、1994年に友好条約を提携しているのにも関わらず、未だに定期航路がないという状況。
2日目の夜は、ダナン港の方々を含めた懇親会が催されたのですが、そこでの話では、むしろダナン港は横浜市とのつながりを強めており、現在は週4便の定期航路を新設したとのことでした。残念ながら川崎市との関係はここ数年交流がなくなってきているとのことでした。
 

坂本団長からのご挨拶

意見交換の様子

ダナン港側からのご挨拶もあり、ダナン港が置かれている状況や、東西経済回廊のこと等の説明があり、その後は意見交換が行われました。川崎市議団からは、定期航路の新設に向けた課題の整理、アジア随一と言われている冷蔵・冷凍設備のPRと川崎港への興味関心などについて質疑がありました。
また、東西経済回廊ができたのにも関わらず、あまり荷物が運ばれていない実態についてその理由などに対する質疑があり、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム毎に異なる税関制度の壁がありそういった部分への対策状況についてもお聞きしました。
 
 川崎港で荷物を降ろした後、ベトナムへ帰る際に冷凍・冷蔵施設を活用した食品などの輸送への提案もあり、ダナン港からは素晴らしい提案で、先ずは川崎港のそういった最新設備等の説明もいただき、検討していきたいとのことでした。
友好関係の歴史は長く、お互いに視察団を幾度に渡り派遣しあっているはずなのに・・・これから検討という部分に決して薄くない壁があると感じました。

ダナン港から川崎市議団への贈り物

ダナン港株式会社前での集合写真

 ダナン港を視察した後、ダナン市への表敬訪問を行いました。ダナン市人民委員会のご紹介、川崎市議団のご紹介、委員長のご挨拶を頂いた後、坂本団長からのご挨拶、意見交換といった流れで約30分強の時間をいただきました。